TIサーキット走行会

TIWP走行会(2002年3月16日)GT RUN and ATTACK


GT選手権開幕前の合同テストに合わせた走行会です。25分2回で15000円。
GTマシンも観戦できて かつ自分も走行できる企画でした。

今回の新アイテムとしては スパルコのフルバケットシートとアドバンA048Sを準備。
マツダスピードのリクライニングは保持性が悪いので売却。

タイヤは今までネオバでしたが かなり切れた走りをしても53秒台、普通に走ると55秒台で伸び悩んでいました。

Sタイヤの導入で一気に50秒を切るつもり・・・でした。

オークションで落札した中古A048。
前後255/40/17なのでちょっと心配でしたがフェンダーとの干渉はありませんでした。
こちらのBBSと併用しました。(フェンダー爪折済み)

サーキットまではA048で自走。
正直なところサーキットでSタイヤに履き替えたいのですが ご存知のとおり連れが多いものですから・・・・。一般道で冷えた状態でもグリップ力を感じます。


GTテストの第一セッションは午前9時から。走行まで時間があるのでエアロやライン取りなど参考にならないかと観戦。
俗に言う3Dウイングは意外と採用チームが少なく一部のスープラのみでした。
賛否両論あるようですね。


トヨタワークスのピット。さすが装備充実

どこをみてもタイヤ・タイヤ・・・・。
マシンはガードが堅く 殆どみれませんでした。
コースアウトした車両も毛布で覆って ガードされていました。

データーロガーでドライビングの煮詰めをされているようでした。
写真中央やや右奥のPCがそうです。

しかしコーナーの進入スピードが全然違う・・・。タイヤ幅と重量が違うので当然ですが 改めてみると驚愕します。

 

走行前のミーティング;通常のTIWP走行会より念入りに説明があります。

走行枠で不手際がありGTテストに悪影響を及ぼした場合 ペナルティー(罰金?)もありうる・・・・とか ピット・ピットウオールは進入禁止などGTテスト特有ルールの説明が中心でした。

ダンパーの減衰は前後とも12段戻し(30段階中)
フロントの車高を下げました。インナーフェンダーを巻き上げるのが怖いのでダウン量は5ミリに留めました。
パワー測定の結果を参考に 今回からシフトポイントを7500回転から7000回転に変えます。

1回目の走行

中古とはいえ初のSタイヤ。直に体感できるのはタイトコーナーでの回頭性です。ブレ-キングの減速Gも向上している印象ですが コーナーの脱出速度も向上しているのでブレ-キングポイント自体はそれほど変化しませんでした。

コースに出るのが遅かったので クリアラップが取れず3周経過。さあこれから!!!というときにattwoodで異様なオーバーステア発生。右コーナーだけでリヤがズルズルと横に滑ります。どう考えてもおかしいので緊急ピットインすると・・・
パンク
していました(絶句)!!

エアを注入してみるとトレッド面にボルトが刺さったような穴が開いていました。いつもはパンク修理キットを持参しているのですがこの日に限って手元にありません。
幸いGTテストデーなのでタイヤサービスが開いていたので ダンロップのタイヤサービスでパンク修理して貰いました。
ヨコハマのタイヤサービスも開いていたのですが 門前払いされてしまいました。

ピットでバタバタしていると中嶋 悟と土屋を発見。他のドライバーは良くわからん・・・。

2回目の走行

パンク修理したタイヤなので数週様子を見ます。問題ないようなのでアタック開始。コーナーの進入速度を次第に上げていきます。2コーナーも出口で3速がふけ切ってしまいます。

後ろを見ると黒いインテグラあり。
ストレートでは引き離すのですが コーナーでは間合いを詰められているようです。抜かれるほどではないが 相手も走りづらそうで2周ほど走った後 間隔を取られたようでした。
後程ドライバーの方とお話しましたが カムチューンだそうです。ベストは1分50秒?だそうです。速い・・・。この日のベストも0.04秒負けました。

計測結果を見ると51秒台を連発していたが 50秒には入れることができませんでした。タイトコーナーでタイム短縮したと思うのですが 1コーナーや最終コーナー・ヘアピンは怖さもあってタイム短縮できていないようです。今後の課題ですね。

この日のベストタイムは1分51.273でした。リボルバーはノーブレーキで行けるかもしれません。まだアンダーやオーバーという領域までSタイヤで攻め切れていないので 次回はもっとコーナリングスピードを上げたいと思います。

Sタイヤでの初走行でしたが 知人には同じ仕様で1分48秒で走られる方もいらっしゃるのでまだまだ余裕があると思います。

ちなみにこの日のトップタイムはGT500のNSXで1分25秒台でした。

走行終了後・・・。ブレーキディスク死んでました。予備のDISKに交換。

そういえば 走行中チュイーン・・・とスリットローターみたいな音がしていたような気がします。


Sタイヤの磨耗の早さにも驚きました。あと1回で寿命ですね・・・・。新品を購入しても走行会4回ほどで無くなるのでしょうか?新品は13万円ほどしますので4回で無くなるとすると 13万円/4=32500円!!!ランニングコストが高すぎます。今後はどうしよう・・・・。

  • 最高水温100度
  • 最高加給気温度60度
  • インジェクター開弁率100%
  • ノック値40
  • ブースト0.9
帰り道 恒例の”むらさき”でぶっかけ醤油うどんを食べます。爆睡する息子。
岩国への転勤が4月中旬に決まっているのでTIを走れるのも あと1回あるかどうか・・・
悔いの残らないようにしないと・・・ね。