TIサーキット走行会

TIAC走行会 2000年12月17日

初めに

4回目のTIサーキット走行。徳島のTIAC主催で 正確にはTIサーキットメンバー走行会の空き枠をゲスト参加者を募って解放した走行会でした。

それ故参加者はハイレベルで チームでの参加が殆どで 工具一式やテント・ストーブまで積み込んだサポートカーを持ち込む方々がも多かったです。

車種もカウンタック・10台近いポルシェ軍団・BMW軍団・ロードスター軍団・マーチレース参加車両・ビッツレースの参加車両・バーキン7・フェラーリ・NSX・GTO・GTRその他名称不明の車両など 多岐に渡っていました。

25分6回の走行で 料金は25000円。合計150分という今まで本格的なサーキットでは経験したことがない走行時間です。メンバーズの為の走行日ですので2階ラウンジでの食事付きです。

今までのベストタイムは3回目の走行時の1分57秒785です。

準 備

トラブル集に記載しましたが ブレーキパットの交換をしようとしてハブボルトを折ってしまいました。ブレーキパットはロッキードのZCを使用していましたが フロントが残り5ミリになったので長丁場の走行時間を考えて新品のM'sのブレーキパットに交換します。プロジェクトμHCと同じ製品らしいです。

リアはZCがまだかなり残っていたので そのまま使用することにしました。

エンジンオイルはカストロールRSに ミッション・デフオイルはワコーに交換します。ブレーキのエア抜きも行いましたが 暗闇での作業だったためか不完全で サーキットに着いてからもう一度やり直しました。

天気予報は曇りですが降水確率10から30%  嫌な数字です。

移 動

走行開始が9時20分で 8時半までにはサーキットに着くように言われていたので 午前5時30分に起床し6時に出発しました。あたりはまだ真っ暗です。

時折小雨が降る中 岡山インターより山陽自動車道に乗り和気インターで降ります。サーキットまでは1時間30分です。

1回目の走行

藤田エンジニアリングのF-03ですが 減衰力は前後とも10段中5段戻しで走行しました。

タイヤを暖めアタックを開始するといきなりブレーキが奥まで入ってしまいます。また凄いジャダーです。結局満足にアタックしないまま走行を終了しました。

2回目の走行までの時間で もう一度ブレーキのエア向きをやり直したところペダルが奥まで入ることはなくなりました。

2回目の走行

ブレーキのジャダーは引き続き出現していましたので 集中しきれず1分59秒台にとどまります。

またブレーキのフィーリングが安定せず1コーナーをオーバーランしたり 逆にヘアピンでかなり手前で制動しきってしまったりと 燦々たる有様でした。

ポルシェカップ車両には楽について行けるのですが ロードスター・マーチ・ビッツのレース車両参加が一筋縄ではいきません。直線では笑ってしまうほど引き離せるのですが ブレーキングで一気に差を詰められてしまいます。(こっちのブレーキが不調のせいもありますが)。で 彼らは走り慣れているのか インやアウトから 車体をねじ込んできます。正直怖くてたまらないので 先に行ってもらいましたが 直線で追いついてしまうのでリズムが合わず全開アタックしたのは3周くらいでしょうか?

ブレーキパット昇天!

新品で交換したはずのブレーキですが2回の走行(合計50分)で残り1ミリになっていました。ブレーキダストも粒子が粗く摩耗していると言うより崩壊しているという印象でした。

交換せずにおいたリヤのロッキードZCは全然摩耗していません。これには呆れましたが 予備のプロジェクトμHCチタン改に交換します。リヤは引き続きロッキードZCのままです。

昼食

コントロールタワー2階のラウンジで昼食バイキングになりましたが 値段に見合った内容じゃないです。(しかたないけどね)

ここで参加者と同伴の方々の面々を改めてみましたが 一見してかなりリッチな人々が多い様です。美祢とか阿讃では 余りお見かけしないゴージャスな服装の方々をちらほら見かけます。

すれ違った後 ”あの方は何者???”と振りかえることも度々です。メンバーズの方々なんでしょうね。

3・4・5・6回目の走行

午後からは4回の走行枠がありましたが ポツポツと降っていた雨が本格的に降り始め とうとう完全なウエットになってしまいました。

あちこちでスピン連発。私もヘアピンで1回・ATTWOODで2回スピンしました。

とうとうS2000がATTWOOD出口で大クラッシュ!多分廃車です。

あとBMWも最終コーナーでクラッシュしてたかな?こちらは100万円以内で修理できそうでしたが......

6回目の走行はあまりにも危険だったので見学しました。総周回数は48周でした。

最後に

天気も悪く 車の調子も良くなかったのでタイム更新は出来ませんでした。まあ無事に帰れて良かった というのが今日の感想です。

ミッション・ブレーキディスクも交換が必要なようですので 次回のサーキット走行は当分お預けになりそうです。

ブレーキの件は やっぱり安物を使ったらだめですね。TIACの方より  プロジェクトμのHC-N1が長持ちして良いよと勧められましたので 早速手配しました。サーキット専用パットですので 温度の上がらない一般道で使用するとすぐに摩耗するらしいですが サーキットではかなり長持ちするようです。