TIサーキット走行会

フェニックスオート走行会 2001年3月4日

初めに

尼崎のフェニックスオート主催の走行会。TIACの走行会と同じく年間シリーズ戦になっており 決勝の順位によってポイントが与えられ優勝を争います。もちろん私は蚊帳の外。

30分3回(フリー走行・予選・決勝)で2万円。フリー走行中は助手席に同乗者を乗せることが出来ます。

カップラーメン無料食い放題という前代未聞のサービスがあり 他にもメカニック2名待機・トラブル車搬送のためのローダー・ジャンケン大会の豪華景品(現金1万円・テレビ等々)・デカ乳キャンギャル2名参加と好感が持てました。

ただし参加台数が60台を越えてもおり うーん と思いました。TIサーキットでは50台程度が限度で それ以上になると渋滞しやすいのですが.....。

今までのベストタイムは3回目の走行時の1分57秒785という情けないタイムで タイヤがM7Rなのがネックですが55秒台位には持っていきたいと思っていました。

今回のおNEWとしてはオーリンズの純正形状ダンパーがあります。前回使用した藤田エンジニアリングのF-03には及ばないとしても どの程度のポテンシャルがあるか 楽しみでした。(もとより格安で手に入れたので 駄目駄目でも それはそれでOK)


総勢62台の参加者。ちょっと多すぎ。でもカップラーメン食い放題は嬉しかった。メカの方にもお世話になったし・・・・。天気予報は最悪でしたが 午前中は晴天に恵まれました。

純正のブレーキローターが死亡寸前だったのでロッキードのローターを手に入れていましたが 交換する時間が無くそのままでの走行となりました。ブレーキパットはプロジェクトμHC(残り山7部)で走行開始。

フリー走行

タイヤの空気圧は前後とも1.8に調節。ダンパーの減衰力は前後とも20段階中最強にセット。今回は 助手席に知人の看護婦さんと事務員さんを乗せてコースイン。楽しんでいただけたようでした。

しかしインタークーラーの配管が抜けてしまうトラブルが頻発し満足にタイムアタックできませんでした。ベストタイムが2分2秒。なんじゃそりゃ・・・???。助手席のウエイトハンデが効いたか??(そんなことを言うと殺されるかな?)

しかもインタークーラーの配管が抜けてしまった後での記録です。62台中37位。


今回も大暴れしてくれました。

ホイールナットを持って逃げたり 工具を投げたり・・・・。

いいけど・・ね・・。

このあと昼休みとなり 無料のカップラーメンを頂きました。


予選

オーリンズの印象ですが 非常に良く驚きました。期待していなかったのですが バンプラバーをうまく生かしたセッティングみたいで必要以上にロールせず FDにありがちな高速コーナーの進入のオーバーステアも顔を出さず気持ちよくドライブできました。

リアのバネレートがもう少しあっても良いですが バネを交換するのがめんどくさいので当分このまま使用すると思います。機会があれがプロの方にも乗っていただき感想を聞きたいと思います。吊しのハイパーダンパーキットより良い感じです。藤田のF-03とも良い勝負じゃないでしょうか?コーナリング中のコントロール性も良好です。以上 あくまでくたびれた3年目のM7Rとの組み合わせでの印象です。

Sタイヤだと駄目だと思います。

予選タイムは1分58秒257。62台中18位にアップしました。ベストタイムは更新できず......。TOPの方もFD3S・ブーストアップでインタークーラーも純正位置でしたが タイムは1分46秒988でした。凄い。


竹内 剛 氏

岡山県津山市からの御参加。実は?-?の記念すべきサーキット初体験のときにも御一緒させていただきました。あれから3年近くが経過しましたが非常に懐かしく感じました。車の仕様は下記。

  • 前置きインタークーラー
  • 純正タービンブーストアップ
  • パワーFC&D-SBC
  • Sタイヤ・前後255/17
  • フジタエンジニアリングF-02サス
  • PFCブレーキパット
  • フジタエンジニアリングエアロボンネット
  • R33純正ホイール(フロントのみ)

メンテナンスはフジタエンジニアリングでされているようです。この日のタイムの方は1分49秒433でした。2000年のTIAC走行会でシリーズ優勝されたそうで 優勝の割に景品が今ひとつだったらしく 今年はTIACからこのフェニックスに転向されたそうです。彼が言うにはフェニックスの方が参加者のレベルが高いそうです。竹内氏とバトルしたい方は フェニックスオート走行会へ どうぞ!!!

残念ながらインターネットはされておらず 色々お伝えしたいことがあったのですが残念です。


決勝

予選終了後ブレーキパットを見ると残り山3ミリで おまけに白っぽくなっています。使用温度粋があっていないようです。以前もHCを使用したことがありましたが 本格的サーキット走行に適していないようです。HCチタン改になると若干良くなりますが ロッキードZC程は長持ちしません。

急遽パット交換を開始しましたが なんと本命のプロジェクトμ N-1パットを自宅に忘れてきたことが判明!!!手元にあるのは純正パット1セットとロッキードZC残り山3ミリ。仕方なく純正パットとロッキードZCをミックスして装着。しかも作業中に決勝のスタート位置への誘導が始まってしまい最後尾スタートとなってしまいました。結局フロント左側しか交換する時間が無く 右側はそのままで決勝に出場しました。

もう無茶苦茶です。

出場車が多いので 最後尾の私の位置は最終コーナーのクリップ付近でした。スタートで6台ほど抜いてジャンプアップ。7週目にトップ集団に周回送れにされました最終的に62位から32位まで浮上しました。

その頃より天候が急速に悪化 雪が降り出し豪雪になってしまいました。路面が濡れて行くに従い 進入は変化がないのですが 立ち上がりでオーバーステア傾向になりブレーキの制動距離も次第に伸びていきました。(実はその原因は路面だけではなかったのですが)時々ABSの警告灯が点灯していましたが気にしませんでした。

スピン・コースアウトも多発し 2コーナーで4台ほどまとめてコースアウトがあり赤旗中断となりました。

あとで聞いた話ですが コース上で喧嘩をしていた奴がいたらしいです。後続車がブレーキをロックさせ追突。追突された側が激怒して 相手車両に上ったり横腹に蹴りを入れていたらしいです。うーん見てみたかった。

ブレーキが!!!

ピットに帰ってみると 交換しなかったフロント右側のキャリパーから白煙を吹いていました。こりゃまずいとパットを外そうとしましたが全然外れません。

仕方なくキャリパーごと外しパットを取りましたが パットにピストンが引っ付いて取れてしまい 当然ピストン孔からはブレーキオイルが流れ出てしまいました。

なんとパットは全部無くなっており金属のベースだけになっていました。しかもピストンがベースを突き抜けてベースと溶接された状態となっていました。道理で制動距離が伸びるわけだ・・・・。

ピストンを元通りにしないと自走できないのですが ベースと完全に溶接されており全然外れません!!

メカニックの方に手伝って貰って(見事に溶接されたピストンとベースを見た瞬間 凍っていました;メカニックさん)パンマーでガンガンたくこと10分 やっと分離することが出来 無事自走して帰ることが出来ました。もちろん後でブレーキキャリパーのオーバーホールが必要です。

作業中にも降雪はやまず 見る見る間に辺り一面銀世界になってしまいました。

?-?号 4型5万キロ

TIサーキット1分55秒台は何時になったら達成出来るやら・・・。

  • 水温 100度(アッパーホース)108度(FCコマンダー)
  • 油温 80度
  • 最高速度 206キロ
  • 最高過給気温度 60度
  • 予選タイム 1分58秒257
  • ノック率 78%
  • インジェクター開弁率 100%
  • 設定ブースト O.85/0.8

走行会終了後 少しアイドリングがおかしいような気がしたが・・・実はブローしていました。