TIサーキット走行会

マツダスピードスポーツファクトリー広島

2001年5月19日

今回は午後からの走行だったので 岡山の自宅を8時30分に出発。少し遠回りをして山陽道早島ICより高速に入り吉備SAでケタップさんらと合流し 一路TIサーキットを目差しました。

今回は職場の同僚の小天くんがS2000を購入したので 私の薦めでサーキットデビューする事になりました。

私のサーキット初走行は散々だったので なんとか無事に帰って貰いたいものです。

小天くんと愛車S2000(ノーマル)

今回で第10回目のマツダスピードスポーツファクトリー広島のTIサーキット走行会。参加費は2万円でA.Bの2クラスに分けての走行だったので 久しぶりにゆっくり走行することが出来ました。

参加台数は2クラスを合計しても60台。主催者には申し訳ないが このくらいの台数が走りやすい。

 

ここに座らせるとご機嫌です。

Rotary japanやオークラレーシングからも多数の参加がありました。

オークラさんからREPSOLの2スト用オイルを頂いたので 燃料タンクに半分(500ml)を注入し 残りはマルさんにあげました。

またレーシング・ギアのブレーキパット80Rを今回装着しているので その性能も気になるところです。

1回目の走行ですが 思ったように走れません。タイヤのグリップが悪く 後で計測結果を見ても冴えないタイムです。この日はバイクの走行枠が多く その為コースにオイルが出ていたのでしょう。MIKEKNIGHTなどもアクセルを開けることが出来ません。

また直前に交換したST MAY SHOTGUNマフラーですが 全然パワー感がなくメインストレートでも5速に入りません。N-1 DUALの時は余裕で5速に入っていたのですが・・・・。

水温は110度で安定。最高ブーストは0.9・吸気温度は56度でした。インジェクター開弁率はやっぱり100%。

レーシングギアのPADですが 初めはすこし鳴きや振動があったのですが DISKと当たりが付いたのか途中からは調子が良かったです。

タイヤの空気圧は前後1.8に設定して出ましたが 前2.2,後2.6にアップしていました。

1回目の走行の後 新宅選手のyellow-FD3Sで同乗走行をさせていただきました。N-1用の試作サスペンションが組まれた車両で 触媒ストレートながらパワー感はそれほどありませんでした。しかし走り初めて直ぐに感じたのは これってスリック??と思うほどのグリップ力です。プロの同乗走行は今まで数知れず体験していますが 今回ほどのグリップ力を体験したのは初めてです。

新宅選手に伺うと タイヤはなんとFM901という平凡な市販ラジアルタイヤでした。バネレートは20キロ前後でサスペンションが決まると 市販ラジアルでもこれほどのグリップが出るとは驚きでした。Rotary japanの他の方々も同乗走行をされていましたが 皆一様に異様なグリップ力に驚いていました。

車のパワーとしては300馬力程度だともいます。しかし強力なグリップ力の為2コーナーはコーナーに侵入してからブレーキングをしてクリップ付近から直ぐにアクセル全開!!ATTWOODまでに5速に入ってしまいます。

2回目の走行ですが コース上のオイルが無くなったのか かなり走りやすくなっていました。計測結果を見ても各車軒並みタイムアップしています。ATTWOODも脱出でアクセルが踏めるようになりました。自己ベストを更新できる自信がありましたので 申し訳ないですがライトを点灯してタイムアタックを繰り返しました。ベストタイムは2周目に記録され それ以降はタイヤの垂れで徐々にタイムダウンしていました。リボルバーやパイパーでは4輪ドリフト状態になってきましたが やっぱり滑らせるとタイムには結びつきませんでした。

Wペアピンでガス欠症状が出始めたので走行ラインを変えて対処しましたが そうすると少し遅いような気もしたのでピットインしてガソリンを補給しました。

番外編

ヨーグルト食ってご満悦

S2000の小天くんはサーキット初参加ながら徐々にタイムアップし2分12秒まで詰め無事に走りきりました。ドノーマルでサーキット初走行ならまずまずのタイムだと思います。曰く”今日は一台も抜かなかった”と・・・・

同じくサーキット初走行だったTe-Mさんは2回目の走行の途中でコース上に姿が見えなくなりヘアピンで砂利遊びをしていたようですが ダメージはなく不幸中の幸いでした。

お正月さんは2回目の走行中にブーストカットと思われる症状があり 走行終了後アイドリングが不良となってしまいました。ダメージが深刻でなければよいのですが・・・とりあえず新宅さんのローダーに積まれて帰られました。

福山ナンバーのV-マウントFD3SはリアフェンダーをHITされており 少々落ち込まれておりました。あそこは私もヒットしましたが 結構修理費用がかかるんですよね・・・・。

田所さんは1コーナーでスピンされてしまい前後のホイールに大量の砂利を噛み混んでいましたが ホイールを外してサーキット内のダンロップのタイヤサービスへ持ち込んでタイヤをはめ直していただきました。