TIサーキット走行会

2001年7月21日
TI WEEKDAY POWERS(TIWP)走行会

真夏日にもかかわらず 果敢にもタイムアップすべく TIに行って来ました。

TIサーキット(ARC事務局)の主催の走行会です。 30分2本で15000円 タイム計測2000円。 やっぱりポルシェが多いです。 中にはエアジャッキを搭載したり 安全タンクを付けている奴までいます。ポルシェカップ車両?GT300?良くわかりません。ビキナー枠50台・ベーシック枠50台でしたが 結局各枠ともに30台に満たない走行でした。

F310B翌日の7月22日にはTipo overhert meetingが企画されており その準備のため多数のフェラーリやポルシェが練習走行をしていました。この日は走行しませんでしたがF40F50、フェラーリF-1(3L V10/3.5L/V12の2台;フェラーリー412T2とF310B)も翌日のデモ走行に向けて整備中でした。

ポルシェも新旧多数参加しており こちらは同じ走行枠で走ることになりました。

詳しくはこちら

前回のマツダスピードスポーツファクトリー走行会では 新規投入したADVAN NEOVAのお陰で 自己ベストを3秒ほど縮め1分54秒台に入れることが出来ましたが 実はまだ十分に責め切れていない周回での記録だったので 今回は必ず自己ベスト更新するつもりで参加しました。

またオーバーヒート対策としてオークラレーシングV-マウントも導入しました。

ブレーキパットは 前回と同様 RGの80Rを使用します。余り期待していなかったのですが 寿命も長く 素晴らしいPADです。

マフラーは ST MAY SHOT GUNマフラーから一時RE雨宮 RACINGマフラーに交換していたが 結局APEX N-1 DUALに戻してしまった。やっぱりこの音が一番好きである。触媒ストレートも藤田エンジニアリングのSonic p-pから 製造元不明のステンレス触媒ストレートに交換した。

前回に引き続き 職場の同僚の小天くんと一緒に参加。小天くんは フルノーマルS2000だが今回はENDLESSのPAD NA-Rを装着してきている。写真左側が小天くんです。


1回目の走行。Vマウントの冷却能力を信じて全開アタックを繰り返す。ノーマルボンネットながら 過給気温度は65度程度でインタークーラーは十分に冷えているようだ。穴あきボンネットは不要かもしれない。

水温は108度まで上昇して安定しそれ以上にはなりませんでした。 1周のクーリングラップで95度に下がります。とりあえずcooling lapは不要になったようです。

でもナイトスポーツが言うように常時90度以下というのは無理ですね。エアコンを除去したりするともう少し違うんでしょうけど それは通常の前置きマウントも同じですからね・・・・。

redmanへの短いストレートを走っていると後方より激速の派手なポルシェが近づいてくるのが見えた。レコードラインから退き イン側に車を寄せて譲ったのだが 運悪くポルシェの方もイン側へコース変更を始めた瞬間だったようだ。あわててアウト側に戻ろうとするポルシェ....と思いきや大スピン!!!!

バックミラーに白煙を上げて滑っていくポルシェを見ながらredmanへ進入したが 次の周回で止まっていないことが判ってほっとしました。走行終了後パドックを探してみましたが この日はド派手なポルシェは数台参加しており 特定は出来ませんでした。クラッシュはしていないみたいです。よかった・・・・。


タイムアップすべく必至のアタックを繰り返していたところ 1コーナーにclassicポルシェの集団を発見。少し送らせ気味でブレーキを踏んだが なんとアクセルとブレーキの間を踏み抜いてしまった!!!慌ててブレーキを踏み直すが既にdead lineの100m看板は過ぎてしまっている。

命中寸前!!!

ホーンボタンを鳴らして危険を知らせつつフルブレーキをしたが ターゲットはクラッシックポルシェのリヤフェンダーにロックオン状態。命中1秒前でハンドルを切ったところ なんとか横Gが発生し命中を避けることができました。貴重な車を壊さずに済んで胸をなで下ろしました。

こちらにその時の車載映像があります。何度見ても冷や汗が出ます。

 

しかし暑い暑い。車のパワーもがた落ちでタイムを更新できませんでした。最高速度も196キロ止まりです。メインストレートでも5速に入らなくなり結局タイム更新は出来ませんでした。

パワーダウンの原因ですがブーストコントローラーの配線が断線していたようです。過給圧が0.5に固定されてしまいました。


私の車が爆音だと言われる方々がおられますが サーキットではやっぱりポルシェが一番爆音です。RRだからサイレンサーを設置するスペースが厳しいのでしょうね。

右の写真のポルシェですが 全国的に有名な方のようです。雑誌にも掲載されていたのを見たことがあります。こいつの爆音をダウンロードして聞いてみてください。こちら(要;QUICK TIME)

RGのPADですがTIを30分4本走った段階で 残り山3から4割程度と 非常に長寿命です。コントロール性も良好です。

またRGのサスペンションを付けているFD3Sも発見。

オーナーに感想を聞くと ”リバンプ側がもう少し減衰が欲しいが しなやかで 固めた足には良く合う”ということでした。 (固めた足に良く合うってどういう意味???)

非常に暑い一日で 水を3リットルほど摂取しましたが最後の方は脱水?で手がしびれてきました。ポカリスエットの類は嫌いなのですが こんな暑い日は水だけというのは駄目なんでしょうね。

オーリンズのダンパーですが オイルが漏れてきており今回の走行でお役目ご免としました。非常に素性の良いダンパーで 機会があればもう一度使用してみたいと思っています。次のダンパーはHKSのHyperDamper PROです。APEX N-1 PROと悩んだのですが 初代HyperDamperやHyperDamperベースのF-03を過去に使用していたことなどあり決めました。

あー 最後に シルビアとFTOと???の3台 全損です。 MOSS Sと最終コーナー・パイパーです。