阿讃サーキット走行会2001年12月15日 CRESTレーシング走行会 |
ここの宇高フェリー(宇野-高松)は24時間運転され便数も多く、値段も5メートル未満の車両なら定員までの乗客を含めて3000円以下とお徳です。時間が無いときは瀬戸中央道(瀬戸大橋)で行くのですが そちらは倍の値段です。 チケットは事前にコンビニで購入(そちらのほうが安い)。前回のタイヤバースト事件で5型バンパーを破壊したのでオークラでGT−Cバンパーを譲っていただきました(中古在庫品)。個人的に気に入っているエアロで 傷をつけたくなかったのでフロントの車高は従来より3センチも上げています。 フェリーに乗船するときもバンパーを擦らないように気を配ります。この時間のフェリーはトラックばかりで客室にも人影はまばらです。高松には55分で到着。32号線で南下して阿讃サーキットを目指します。四国山脈を越えるあたりにはラブホテルが数件あるので カップルで遠征される方は利用されるもの良いでしょう。私は嫁・息子を連れての参戦ですので・・・。金毘羅宮に差し掛かったあたりで日が昇ります。四国山脈に入る前にコンビニで食糧を買い込み セルフスタンドでガソリンを満タンにします(ハイオク96円でした:安いね)。気温は3度。 四国山脈を越えると山々が雪化粧をしています。やばい・・・・阿讃サーキットは山頂にあるのです。絶句するような山道をとおって 最後の難関 サーキット入り口の坂です。フロントのバンパーをこすらないように慎重に向きを変えて上り始めると・・・やっぱりエンストしました。仕方なく坂道発進。ここでの坂道発進は難易度が高くクラッチが焼けます。要注意。 サーキットに着くと小雪が舞っています。幸いピットがまだ空いていました。久しぶりに会う四国メンバーと挨拶し走行準備を始めましたが 一部の斜面では雪が積もり始めています。風も強く我慢ないならない寒さです。 フロントの車高は66センチに上げているので リヤもそれに見合う高さに上げます。空気圧は前後1.8に設定。ダンパーは路面温度が低くグリップしないだろうと判断し30段階中の20段戻しに設定しました。 |
かみかみ(神井 安生)さんのロードスター。 |
フリー走行を開始すると全然グリップしません。2コーナー進入のブレーキでは フロント加重になりすぎて リアが浮いてしまい路面を引っかいているようです。ピットに戻って前後ともダンパーを15段戻しに変更しました。この状態で46秒後半のタイムでした。自己ベストの46.789秒(M7Rでのタイムなんで勘弁してください)に0.1秒ほどに迫るタイムでした。私のクラスは ブーストアップ・市販ラジアルのクラスでしたが一応トップタイムでした。 昼休みが1時間ほどあり その間は自由に走行できます。どうもコーナー中盤からアンダー傾向でNAKATさんのアドバイスもあり 少しフロントを柔らかくして午後の予選に望みましたが これが大失敗でタイムダウン。かろうじて予選トップでしたが 2位の方はタイムアップされて差は0.1秒ほどに詰められており模擬レースを前に頭の痛い課題となりました。 |
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JUN(渡部 純一)さんの雨宮フルエアロFD |
高知市の2&4ファクトリーの店長;佐野 永明さん。鰹たたき号 |
松山市のSAKAI(境 英明)さん. 派手な年賀状ありがとう。 |
大阪から遠征のCC(喜多條 正希)さん |
今回始めて予選トップだったのですが 模擬レーススタートまでプレッシャーに悩まされました。車の仕様としては 私のほうが速くてあたりまえ・・・という状況なので一位でゴールして当然。抜かれたらド下手糞の自己証明になります。結構緊張しました。 |
主催者の取り計らいでウオーミングアップ走行は2周。冷え切ったタイヤをタイヤを暖めるため急ブレーキ・急ハンドル・急加速を繰り返しましたが なんと下りのヘアピンで直ドリ状態に!。立て直すことができましたがギャラリーに笑われてしまったと思います。 再びスタートラインに止め いよいよシグナルがブルーに!。スタートはマズマズ 後続集団に差をつけることができました。1コーナーを回って上り坂を駆け上がり・・・とここで痛恨のシフトミス!!。2コーナーのブレーキングで後ろを見ると なんと2位の方が後ろぴったりじゃありませんか!!。いやーやめてーとヒイヒイ言いながら2周目に差し掛かると どうも最終コーナーで差が開くようです。一方1コーナーの脱出の姿勢を見ると2位の方は相当の1コーナーが速そうです。直線のパワーは私の方があるようで その後なんとか距離をおくことができました。ダンパーの減衰変更もいい方向に向いているようです。 これで安泰かと思われましたが その後も最終コーナー立ち上がりでシフトミスを連発!!横Gがかかった状態で3速にシフトアップするのですが 全然3速入らなくなりました。再び差を詰められ後ろぴったり状態になってしまいました5周目以降は 2速でREVまで引っ張り 横Gが抜けてから3速に入れるように対応し 再び距離をおくことができました。気が付けば7周の模擬レースは終了。無事に一位でチェッカーフラッグを受けることができました。まだまだ走りたかったので1コーナーを全開で走り抜けてフル加速したら2コーナーでイエローフラッグを振られてしまいました。ゴメンナサイ。ハイ判っています。レース終了。 |
そのあとSタイヤ・ブーストアップクラスの模擬レースがあったのですが スタート直後にヨッシーさんがクラッシュされてしまい よく観ていませんでしたのでレポートできません(再びゴメンナサイ)。 順位は緑FD(HIROさん)さん・GOさん・NAKATさん・ばたやんさんの順でした。 |
仲渡 俊彦(NAKAT)さん ええなー新車。 |
最後にタービン交換クラスですが 流石にエグイ車両ばかりで熱戦が予想されました。なかでもCC(FEED)さんと佐野さん(2&4鰹タタキレーシング)とのリベンジマッチ・そしてSAKAIさんvs CCさんという構図も見ものでした・・・が・・・佐野さんがスタートで痛恨のエンスト!!後ろの車両は佐野さんを避けてのスタートになり 期待したバトルは見られませんでした。 |
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2&4の西森 弘一さん(黄色FC)/奈々(西 聡)さん(青FD) |
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表彰式ですが 素晴らしい賞品とトロフィーを頂きました。表彰台に上るのは初めて体験で 草レースとはいえ思い出に残る瞬間でした。 シャンペンファイトは四国メンバーにぶっかけてやろうと思っていましたが不発・・・。賞品として藤田エンジニアリングのオリジナルオイルをいただきました。 最後にジャンケン大会がありましたが その頃には太陽は山陰に沈み 再び小雪と疾風が吹きあれる天気になっていました。寒いのなんのって・・・。残ったシャンペンを飲むと寒さが一層染み入ります。 |
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その夜はぐっすり・・・のはずでしたが 愚息が朝4時ごろまで泣きつづけて地獄でした。 |
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