フロントパイプ交換

2004年11月09日 (火曜日) 10:34 am 更新
平成9年10月21日インターネットを通じてアニバーサリーより中古のフロントパイプを購入。フジタエンジニアリングのステンレス製の車検対応モデルで25000円でした。ちなみに定価は64000円。

交換にはステアリングシャフトを取り外す必要があり 結構いやがるショップや非常に高額な工賃を請求するところが多く 入手してからもそのまましばらく車のトランクに放置していました。

テクノスポーツでは取り付け工賃25000円と言われていた。マツダスピード松山に至っては取り付けた経験が無く多分2時間くらいで工賃は2万円程度と言われていました。購入価格は25000円なのでとても納得できる工賃ではありません。試しにコクピット今治店に訪ねてみると8000円程度で可能とのこと。ただしボルトが焼き付いていることが(5台に1台程度)たまにあり その場合最悪ボルトが折れてタービン一式をゴッソリ取り外さないといけないとのことでした。その場合でも工賃18000円!

結局コクピット今治店で装着した。持ち込みなので工賃は8000円の1.5倍で12000円でした。

まず音ですがタービンのヒュイイーンという音が若干大きくなりました。排気音には変化無いようです。パワーですがブーストの立ち上がりが早くなりました。

余談ですがこのときにステアリングシャフトの位置がずれて固定されておりハンドルの中心位置が右にずれていました。翌日クレームで直してもらいましたが 今度は少し左にずれているようです。再度クレームを付けるのは気が引けるしずれている角度は少しなのでそのまま様子を見ています。(後日タイヤを新調した際にアライメントを取り直しました)

原則として4型でフロントパイプの交換をするとノーマルECUでは対応できなくなります。....といってもその後の長きに渡ってノーマルECUのままでした。それどころかその状態でパワーCHECKしたりサーキットを走行したりしましたが特にトラブルはなかったです。触媒を外すときにはさすがにPower-FCを導入しました。


上の写真は純正4型のフロントパイプです。

純正は鋳物で重く 内部も凹凸が多く特にタービンに接続する部分は抵抗が大きそうです。5型以降は 外形そのままで肉厚を薄くし若干内腔が拡大されています。

 

ノーマルタービンから社外タービンにステップアップする際にはそのタービン専用のフロントパイプが必要になります。それ故純正タービン用フロントパイプの中古品は結構売りに出されています。新品を買うと高いですが 一度は中古品を探してみてください。

私が使用しているフジタエンジニアリング製は肉厚も厚くしっかりした作りですが 安手のコピー商品は熱害検査も受けておらず(車検に適合しない) 肉厚も薄いので 熱で歪んだりして排気漏れを起こすことが多いそうです。


2002年12月 フロントパイプにクラックが入って排気漏れしました。


取り外したFEED−FP

車検対応の証明のプレート

溶接補修した部分

クラックが入って排気漏れした部分。構造的にストレスがかかる部分ですので 仕方ないと思います。
取り付けてサーキットを走ること34回・・・・仕方ないですね。