前置きインタークーラー装着

2000年10月
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ワンオフの前置きインタークーラーです。夏場に加給気温度が100度にもなるので 装着しました。

効果は絶大ですがエンジンのレスポンスは体感できるほど悪くなりました。
同時に軽量フライホイールも装着しましたが
効果は相殺して余りあります。

コアはトラスト製のようです。
ステーなども一緒に譲ってもらいましたが 結局全てワンオフで作り直すことになりました。
配管の太さは70mmです。

左下の写真は取り付け前のインタークーラーとラジエター。

 

私が使用したインタークーラー

後側は同時に交換したラジエター
(ナイトスポーツ・ロンデイビス)

当時一般に販売されていた
トラストの前置きインタークーラー
(注;2001年頃にモデルチェンジしました)

ワンオフのエアコンコンデンサーです。他車部品の流用はありません。

本来なら前置きにするときはインタークーラーとラジエターの間にコンデンサーを挟めるように設置しますが 只でさえ風の当たりにくいラジエターに益々風が当たりにくくなるので このようにしました。

インタークーラーの下に斜めに設置することも出来ますが この配管ではこれ以上インタークーラーの位置を持ち上げれないので無理です。

やむなくこのような形にしましたが 結局全く機能しませんでした。

トラストのレーシングブローオフは タービンからインタークーラーへの配管にぶら下がるように設置されています。

この写真で判るように このような配管の配置を取るとラジエターのアッパーホースの配管とインタークーラーの配管が干渉して ラジエターを低くマウントしなければなりません。しかしエンジンの前を走る補強バーとラジエターのファンが干渉するために ラジエターを低く取り付けることはなかなか困難です。

インタークーラーはこれ以上前には設置できません。(フレームを削れば可能ですが 今度はボンネットと配管が干渉するようになります。)

飛び石でインタークーラーのフィンがボコボコになると結構悲しい物があるので ステンレスメッシュでカバーしてもらいました。

レスポンスの悪化ですが Power-FCのデューティー比の変更である程度対応できるかもしれません。

サーキット・町乗りを含めてエンジンへの配管は常時手を触れれる位の温度です。12月の走行会ですが 過給気温度は50度以下でした。以前使用していたARCの前置きインタークーラーでは夏場のサーキットでは100度を超えていました。

2000年5月にTIサーキットを全開で8周ほど走行して水温は110度を超えませんでした。
しかしワンオフで制作したエアコンコンデンサーが 全く機能しないことが判明(冷房にしても生ぬるい風しか出てこない)したので 思い切って
Vマウントに変更しました。