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![]() オークラレーシングで作業中 V-MAOUNT用ラジエターは位置決めの為 仮固定 これまで使用していたTRUSTのワンオフ前置きintercoolerですが 吸気温度はサーキットでの全開走行でも常に70度以下でしたが 水温が110度になってしまっていました。全開走行を続けても110度以上には上昇しませんでしたが ワンオフのエアコンコンデンサーが 実は全く機能していない事も判明し 2001年6月にVマウント形式に変更することにしました。作業は岡山県高梁市のオークラレーシングにお願いしました。 当初は 使用していたラジエターとインタークーラーを加工して使用する予定で かなり不細工な仕上がりになることが予想されました。しかし偶然ある筋よりナイトスポーツのVマウント用のラジエターとインタークーラーを入手する事が出来ましました。 |
TRUSTコアのワンオフintercooler(右)・・・でかすぎる・・・。 |
それまで使用していたTRUSTのintercoolerですが 上の写真のように非常に巨大で 良く冷えたのですが大き過ぎる為にアクセルレスポンスが悪化する弊害がありました。
専用品でもラジエターの配管は右写真のように 余り余裕がありません。 |
事故車を解体された方はFD3Sには詳しくなく”変な配置だな?”としか思っておられなかったそうです。 配管は手に入りませんでしたので BLIZの製品カタログを参照して適当な配管を取り寄せていただきました。 V字の間の隙間、つまりラジエターとインタークーラーの間ですが 鉄板で導風板を作成していただきました。アンダーカバーは ラジエターに合わせて切断・加工しました。 ボンネットはノーマルのままです。FCコマンダーで吸気温度を見ると60〜70度前後で安定しており 以前の仕様とインタークーラーの冷却性は変化がないようです。 |
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前置きの時よりはよく冷えるのですが ナイトスポーツの言うように 常時100度以下!!と言うほどの効果がないので 2002年8月 再設置を行いました。 |
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ナイトスポーツの専用クリーナーとHKSのレーシングサクション以外は 基本的には使用できません。インタークーラーの配管と干渉するためです。 トラストのエアインクスも小加工すれば取り付け可能です。 バッテリーをトランクに移動済みですので TRUSTのレーシングブローオフも設置が楽です。 |
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他社製のエアクリーナーでも同じ事が起きる可能性があります。 |
V-MOUNTその後 |
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V-MOUNTに移行後 水温は前置きと比較して低めにはなりましたが 私はサーキット走行では全くクーリングラップを行わないので それを期に以前から考えていたV-MOUNTの再構築を行いました。 まず私のワンオフV-MOUNTの写真を下に掲示します。 |
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![]() 前側;ラジエター裏にファンがあるので これ以上は先端を下げれない 某ショップはファンをプッシュ式に取り替えて更に下げて取り付けていたが・・・ |
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![]() 上側から見ると ナイト純正より若干後退気味で取り付けられている。 ナイト純正はもう少し全体が前よりとなる。しかしそれは冷却性能には関係なさそう |
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![]() 導板風の様子 その1 導風板はご覧の通り ほぼ完璧。 |
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![]() 導板風の様子 その2 |
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当初はラジエターの角度・位置の問題で冷えてないか?と推測し ナイトスポーツからラジエターのステーを取り寄せました。 |
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で オークラに確認してもらいましたが 既に対策済みでした。 |
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ナイトに私のV-MOUNTの写真(上に掲載)を送り 冷えない原因を検討してもらったところ
・・・・と言うことでした。で指示通り再構築しました。(2002年7月)
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参考1:ナイトスポーツのデモカー |
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参考2:ナイトスポーツで組んでもらった車両 |
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![]() インタークーラーの運転席側の隙間 エアコンコンデンサーのステーが見える |
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![]() サーモスタットカバーからラジエターへの配管 サムコの汎用パイプ2つ(L型と直線型)を金属パイプを使用して継ぎ足している |
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![]() エンジンとラジエターとの接続は サムコの汎用品を使用します(内径38ミリ・90度L型) ラジエター入り口側に一本・ラジエター出口側に2本使用する。 |
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ここまで読んで頂くと 私が冷却系で随分と無駄な金と時間を費やしていることが判ると思います。 中古ーパーツを利用したり工賃格安のガレージに作業をお願いしているので かなり安くすませているのは事実ですが 自分ながら無駄が多すぎると思います。 ちなみにこのページの再構築にかかった費用は25000円です。 私の場合は 周囲にサーキットを本気で走っている方が少なかったので、上記のような試行錯誤を繰り返すこととなりました。 その後 ラジエターコアに亀裂が入って水漏れするようになりました。修理は不可能ということで、新品のVマウント用ラジエターを購入。今回のバージョンは国内製のラジエターでした。 ステーも違うので、ナイトスポーツから購入。 |