V-MOUNTその後
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V-MOUNTに移行後 水温は前置きと比較して低めにはなりましたが
真冬のサーキットで95度
真夏のサーキットで110度くらいでした。
私はサーキット走行では全くクーリングラップを行わないので
(ずっと全開)条件的には厳しいのですが
真夏のTSタカタサーキットのフリー走行枠を走行中に
水温120度になってしまいクーラントを吹いてしまいました。
それを期に以前から考えていたV-MOUNTの再構築を行いました。
まず私のワンオフV-MOUNTの写真を下に掲示します。
インタークーラー・ラジエターはナイトスポーツのV-MOUNTと同じ物です。
導風板が無いせいではないか?と言われますが写真の通り綺麗に設置しています。
裏側の様子;この状態でぎりぎりです。パワステの配管とラジエターファンが
アンダーカバーと同じ高さになっています。
取り寄せたナイトスポーツ製ステー
黒色;私のワンオフのステー
銀色;ナイトスポーツのステー
比較してみたところラジエターの角度はナイトスポーツオリジナルと殆ど差がありませんでした。冷えない原因はラジエターの角度ではなさそうです。
あと考えられるのはコンデンサーです。ナイトスポーツのBBSで質問したところ 下記のようなお返事を頂きました。公開の場でのやりとりですので転載させて頂きます。
お世話になります この間はステーを送っていただき有難うございました。 Vマウントを再設定中ですが コンデンサーの位置に付いて教えてください。 ラジエターは初期の2循環式です。 エアコンは程々に効けばいいので すこしラジエターより浮かせた方がいいのではと いわれています。 ナイトスポーツで そういった事例はありますでしょうか? 走り方は真夏でもサーキットを30分ほどクーリング無しで走ります。 宜しくお願い致します ------ その2循環は弊社のロンですか?冷却水の入り口にバッフルは入っていますか?弊社2循環は冷却水のラジエター内での拡散に問題があったため、取り付けをしたお客様に付いては順次修正作業をしました。そちらのラジエターは何でしょうか? コンデンサーはラジエターとインタークーラーの仕切り板の役目をしています。位置によって水温が多少変わります。参考にして下さい。
お世話になります 冷却水がダイレクトに入ると、入りやすいチューブに大量の冷却水が入り、入り口から離れているチューブに冷却水が入らないため、熱交換が効率よく出来ません。そこで入り口とチューブの間に仕切り板を入れて冷却水を散らすのです。ですから入り口のすぐ下(タンク部分に)仕切り板が追加で溶接します。ですからタンクを見るとタンク中央にアルゴン溶接の線が10cmほど見ることができます。 画像をお送り頂ければすぐに判断します。 |
で オークラに確認してもらいましたが 既に対策済みでした。
上の写真でもわかるように アルゴン溶接の跡がありました。
ナイトに私のV-MOUNTの写真(上に掲載)を送り 冷えない原因を検討してもらったところ
やはりエアコンコンデンサーの位置について指摘を受けました。
エアコンコンデンサーが完全にラジエターの蓋になっているのです。
これでは冷えません。コンデンサーがラジエターにべったり
付いていますよね。
つまりラジエターに風が直接当たっていません。
このフロント部分を浮かせなければ
いけません。
・・・・と言うことでした。で指示通り再構築しました。(2002年7月)
再構築後ですが 真夏の美祢をクーリング無しで連続走行しても98度以下に収まっていました。
参考1:ナイトスポーツのデモカー
インタークーラーのコアの高さは フロントのメンバーより僅かに高い
インタークーラーの前側のステーは助手席側はバンパーと共締め
運転席側はバンパーのステーを一部切断してメンバーに固定
インタークーラーの後ろ側のステー
小型バッテリーへの交換は必須
5型以降のバンパーとラジエターの位置関係
コンデンサーの位置はこんなモノ
私の場合は 周囲にサーキットを本気で走っている方が少なかったので、上記のような試行錯誤を繰り返すこととなりました。