マツダミュージアム見学2回目(2005年


マツダミュージアムのニューリアルに合わせて ”松田恒次”展が開催されました.激動の時代を駆け抜けた男「今蘇る松田恒次の魂」 ... 東洋工業(現マツダ)の2代目社長、松田恒次(1895~1970)。それまで三輪自動車メーカーだった東洋工業を4輪自動車メーカーに ...

と言う内容でした.

期間:2005年2月5日(土)〜3月13日(日)
時間:午前は9時30分〜11時まで。午後は1時〜4時まで入館できます。
場所:安芸郡府中町新地3−1 マツダ本社内マツダミュージアム

会期中は無休・入場無料でした.

普段ミュージアムは平日のみの開館で,見学には予約も必要ですので この機会にミュージアムを見学された方も多いと思います.


本社 玄関 受付


本社 1階フロアー 普段は人目はまばらですが 今日は見学を待つ人で混雑しています.


最近発売になった新型プレマシー


フロアーの片隅にカフェコーナー・・・・.普段営業してるの???


マイクロバスに乗り込みます.


こんなスケジュールでピストン輸送です


ミュージアム入り口


ワンローター ぺり吸気・ぺり排気,
ロータリーエンジン開発初期のエンジンです.


13Aエンジンを唯一搭載したルーチェ


RX-8のエンジン 13B-MSP


以上 フロアー 一階です.


ここから渡り廊下で隣の建物に移動します.
以下 2階での展示内容です.


マツダが今まで発売してきた車の展示
オート三輪などは 懐かしいですね.

続いてロータリーエンジンの紹介.


初期に制作された4ローターエンジン 20Aと呼ぶべきモノなのでしょうか??


1ローター 1プラグですね


試作1ローターやコスモのエンジンなどを展示


最新のRX-8のエンジンは バラバラの分解ででも展示


これは以前からある展示品,ハウジングはぺり排気,


奥には787Bを展示


壁面にはトロフィーを展示


この辺の展示内容は従来通り 787Bのエンジン R26B 4ローターエンジン

 

続いて車の設計 製造につてのコーナー
今回はRX−8がメインです.以前はロードスターがメインの展示でした.

 

続いてロータリーエンジンの製造工程の説明


ローターの砂型


鋳造されたローター  3つずつ鋳造されるんですね.


まだシールを填め込む溝はありません.


こちらは鋳造されたばかりの状態のローターハウジング

 


加工前

 


加工後

うーん 写真じゃわかりにくいか・・・現物は一目瞭然なんだけどね.

 


左奥から 順に加工工程が見られます.

 


このあと本当はU1組み立てラインが見学できるのですが 昨年末に火災事故を起こしたために 今回は見学できません.

 

火災についてのニュースはこちらをご覧下さい.

日経ニュース

MAZDA広報


一応 水素ロータリーなんかも展示してあります.

安全性やインフラの整備・走行距離など問題が山積みで 到底普及しそうにないですね.

 

全体としてロータリー色の強い展示でした.時折MAZDA社内の暗いニューズを伺っていたのである意味安心しました.

しかし未だに1991年のルマン優勝のことに触れているようでは ダメだと思いますね.

フェアに広報するなら 

 マツダは1991年 ルマンに挑戦し続けてついに優勝を勝ち取りましたが,1993年からは一部を除いてモータスポーツから撤回し その後10年以上殆どモータースポーツ活動をしておりません マツダスピードも介護車部門と統合して整理し 当時を知る人物も 社内には殆ど残っていません.  

              と書くべきでしょうね.

マツダの新しい挑戦を期待したいですね.