美祢サーキット走行会-6

YORINO-GP 2002年8月25日

通算6回目の美祢サーキット走行会である。実はこの走行会の直前にセントラルパーク美祢サーキット・セントラルパークゴルフクラブ・セントラルパーク姫路など 一連の関連企業が会社更生法の適応の申請をしてしまいました。バブル後のゴルフ部門の不振が原因といわれていますが 残念な事です。2002年は予定通り営業するそうですが 来年については今のところ発表はありません。GT−Cなどのビッグイベントを開催する際には数千万円の保証金の支払いが必要とも伺っていますので オートポリスのような形態になるのでしょうか?某サーキットのように閉鎖してしまうのだけは避けて頂きたいですね。

さてこのページは 実はハワイに向かう機上で作成しYています。バッテリーが1.5時間しか持たないのでどこまで作成できるやら・・・・。ノースウエスト航空の関西国際空港発ホノルル行きNW-16便です。

午後6時に出発して現在午後8時です。位置はサイパン島手前 高度一万メートルと行ったところでしょうか?機内食とビールを頂いてええ気分ですわ(笑)。JALと比較して座席がアメリカンサイズなので楽チンです。
機内食は不味かった

さて本題

今回参加したのはブレーキパットのモニターを依頼されており その締め切りが差し迫って催促が来た為です。前日にそのブレーキパットに交換・・・・使用としましたが それまで使用していたSEIのCSがまだ5部山でしたので結局交換せずに参戦しました。

午前6時起床。岩国ICより美祢西ICを目指します。片道150キロです。ダブルエントリーで20分を6本走る予定でしたので予備のガソリン・ブレーキパット・工具などフル装備です。スリックタイヤでの参戦も検討しましたが 入手したスリックタイヤが溝無しのウエット用コンパウンドと判明したため冬まで温存することとしました。

ダンパーは前後とも15/30に調整。前回問題となったテールスライドの対策として車高を前後とも1センチ下げました。前回からの変更点は V−MOUNTシステムの再構築です。またブレーキフルードを今回からワコーのSPRにしています。沢山の方々にご意見を頂き有り難うございました。

クラスはグリッドスタート(模擬レース)クラスと 模擬レース無しの1/2/3グラスに分けられています。時間割の関係でグリッドスタートクラスと2クラスにエントリーしました。

練習走行開始。20分の走行枠ですが完熟走行が3周もあるので本気アタックは3周程度でチェッカーです。すげえ不完全燃焼。ダブルエントリーして良かった・・・・。水温は95度から98度で収まっていました。

ピットに帰ると皆注目しています。”あれ???なんで???”と思ってると”アンダーカバー引きずっていますよ”と言われました。純正アンダーカバーの中央を切り取ってV−MOUNTに合わせているので、強度が弱く 風圧に負けて吹き飛んだようです。(さっそく除去しました。冷却性能は少し落ちますがV−MOUNTはアンダーカバー無しでもかなり冷えます)

予選走行

今までのベストタイムを2秒更新して1分48秒台を記録しました。クラス2ではトップタイム、グリッドスタートでも8位の順位でした。グリッドスタートは殆どの車両がSタイヤですので上出来です。

しかし燃料が尽きました。持参金が少なかったのでインターチェンジ手前のガソリンスタンドまで給油に出かけます。満タンにして帰ったらブレーキパットの交換です。5部山CSは20分4本の走行で2部山となっていました。これ以上使用すると一気に摩材が剥離するのでこれで終了です。

フロントのみ辛うじて交換終了。2クラス決勝は既に始まっていました。

決勝走行

ブレーキのインプレですが絶対的な制動はCSの方が良いようです。あまり粘り感がなくその分ブレーキの制動力の立ち上がりは良好でコントロールもし易いです。心配していたフェードも大丈夫でした。

2クラスの決勝(タイム計測での順位決定)が終了した後、ガレージの社長に車を見て頂きました。一見してアライメントが駄目、車高が低い割にはバネレートが足りない等々色々ご指摘を頂きました。

さて問題のグリッドスタートクラスの決勝。ブルースグナルに変わると同時に1速で盛大にホイルスピン!!後ろにいたレビンとMR2に抜かれて10位転落。2コーナーでレビンのインを伺うがインを締められて万事休す。タイトコーナーセクションに入るとSタイヤに勝てるわけもなく後退。ブレーキ時にジャダーが出るようにもなりそのまま一人旅状態となりました。後から判ったことですがリヤのブレーキディスクが歪んだのが原因でした。

しばらくしてオーバーヒートしたのか落後したMR2とGT−Rを抜いてフィニッシュしました。レビンはいつの間にかリタイヤしていたようで7位でした。

さすがに気温30度の中で 20分6本はきつい、水分補給は怠りませんでしたが 朝から殆ど食事をしていないにもかかわらず食欲0です。

顔見知りのメンバーと挨拶をしていると なにやら見たことのある車が・・・


美祢サーキットの近くに引っ越した井岡さんでした。
聞けばこれから会員専用枠をちょっと走るとのこと  ええなーサーキット近所の方は。

今回の教訓ですがバネレートは現在14キロですが 市販ラジアルとは言えもう少しレートを上げた方が良いようです。手元にスイフトの18キロのバネがあるので次回はこれでアタックしたいと思います。

再設置したV−MOUNTはすばらしい冷却性能を発揮してくれました。まったくクーリング走行無しにも関わらず100度以下をキープしてくれました。

ブレーキフルードもSPRもいい感じでした。ブレーキに厳しいこのサーキットでしたが 後半ジャダーでややスポンジーにはなりましたが エア抜きが必要なレベルには至らず感心しました。

モニターしたブレーキパットですが 特に抜きんでた性能はありませんでしたが無難な正確で値段によってはお勧めできるパットです。珍しく鳴きが全くないパットでした。


赤のFCの草刈さん
いつ壊れてもおかしくないので 帰りは積載車とか

青FDの鼓 洋一さん RJの会員358番です。美祢では時々お目にかかります。

夢工房のボンネットがポイント
青山 隆之さん
 
この日のベストタイム 1分48秒778でした。
市販ラジアル・ブーストアップFDとしては・・・遅い。せめて46秒台。
 

この日の車載映像はありません

前日に充電して置いたバッテリーですが わずか5分の撮影で死亡!?
電池が消耗していたのか???