Turbine kit-1

2004年10月31日 11:13 pm 更新

Normal turbine

シーケンシャルタービンの制御についてはこちらを参照してください

純正タービンの排気の取り回し方は凄く抵抗が大きそうです。シーケンシャルというシステム自体無理がありすぎると思いますが スープラやアリスト・レガシーのシーケンシャルタービンにもトラブルが多いのでしょうか?

 

日立製ですが 5型からハイフロー型になり容量が小さくなる代わりに レスポンスが良くなっています。耐久性は1型から6型通じてありません。タービンシャフトが細かったり シーケンシャル制御自体に無理がある為とされています。


純正タービン1基目

購入当初は純正タービンでした。そのタービンも走行5万キロで死にました。(購入時は4万キロ)
1速フル加速後のアクセルオフでブローオフから盛大に煙が吹き出すようになり ブローオフ周辺はオイルまみれ.....。オイル煙に引火でもしたら車両火災になるので修理することにしました。
マフラーからの排気には異常がないが おそらくタービンだろうと言うことで 中古タービンをオークションで2つ入手しオークラに持ち込んだ。
持参した2つの中古タービンの内 1つはタービンの鳴きがあり使用不可。もうひとつは取り外し時にフランジボルトをへし折ってあり加工修理が必要でした。

問題の純正タービンですが 後ろ側のタービンのインテイクパイプを外すとコンプレッサーから大量のオイルが流れ出る状態だったそうです。タービンブレードやエギゾーストには異常がないようで オイルシールの経年変化が原因だと思います。

排気漏れも起こしていたので タービン周り・フロントパイプのガスケットを全て新品にして貰いました。

純正タービン2基目


ご覧のようにエンジン側のエキマニにクラックが多数入り 排気漏れを起こしましたので廃棄しました。
ちなみにこのときに同時にフロントパイプにもクラックが入っていました。こちらを参照ください。

エキマニにクラックが入るのはFDのタービンとしては持病のようなモノです


 

T04E-Turbine kit

純正タービンとT04E純正タービンとギャレットTO4Eタービンです。TO4EはFD3Sに使用するタービンでは 一番小さいクラスですが それでも純正タービンと比較するとかなり大きいです。

TO4Eにも色々ありますが これはHKSのキットでFD用に設定されているタービンです。(エギゾーストのA/R比0.84,コンプレッサー側のA/R比0.5 トリム57)

外見がT04EでもT04Sなみの風量を持つハイフローT04Eというのもあります。(T04E-60)

比較対照にローターとCDをおいてみました。

当初は純正のシーケンシャルタービンが寿命を迎えた後にTO4Eに換装する予定でした。

しかしインタークーラーを前置きにしたところ 十分すぎるパワーアップがあり これ以上のパワーは不要と判断して取り付けないまま売却しました。


このコンプレッサーのマップです。(T04E-57)
30-35LB/MINくらいが限度ですかね.



こちらはT04E-60のMAPです

 

このキットはオークションで購入したのですがHKSがキットで設定している鋳物マニではなく 写真のようにステンレスマニとなっていました。

このステンレスマニホールドは今みても作りが良く 手放してしまったのが少し惜しいくらいです。

ウエストゲートは この写真を見る限りはHKSのスペシャルレーシングウエストゲートですね。(当時は見分ける方法を知らなかった)

容量的にはT04Sまで十分カバーできる製品です。

あー売るんじゃなかった。ほんと後悔。

蛇足ですがT04Eは”ティー・ゼロフォー・イー”と読むのが正解です。

当時オークションなどでこれだけのパーツをそろえていました。写真のパーツのうち ポンプインタークーラークラッチ・フライホイールは取り付けましたが・・・


 

TN60-1Turbine kit

次に購入したのがこのタービンキット。売却人はギャレットT04Sと言っていたがコンプレッサーにはターボネティック社のトレードマークの”T”が輝いていました。

 


コンプレッサーバックプレートは 美しい赤色です。
以前見たT04Sはこのような色では無かったような・・・・・ このタービンの詳細については 後ほど・・・・

このキットもショートタイプのステンレスエキマニでしたが 前回持っていたT04Eキットのエキマニと比較すると若干見劣りします。

インタークーラーへの配管タービンからインタークーラーへの配管も 別のオークションで入手しました。

ポンプはすでにR33GT−R用に換装していたので 後はインジェクターが必要になるかもしれない・・・という程度でいつでもタービン交換に踏み切れる状態でした。

 

が・・・・・踏ん切りが付かず そのまま1年以上が経過しました。

 

そして上記の通り
2002年12月、2基目の純正タービンが壊れました。