オーディオ解体新書>音質対決 CDプレーヤー編

CD聴き比べ

最終更新日 2009年7月6日

CDP-XA5ES, CDP-555ESA, CDP-777ESJの対決です。

アンプはサンスイ AU-α907DR
スピーカーは、ビクター SX-900を使用。

最初に断っておくが、短時間の比較しか出来なかった。ブラインドテストも出来ていません。

 

まずCDP-555ESA。非常に綺麗。綺麗だけど少し薄い感じ。軽薄な感じではないが・・・・。これだけ聞くと特に不満はない。次にCDP-777ESJ。大して違いが無いだろう・・・と思っていたが、一聴して違う。トーンとして似ている部分もあるが、特に中域〜低域の表現力が違う。一言でいうと濃厚な味。RCA出力からバランス出力にすると、更にその傾向が強くなる。これは・・・・いいです。

続いてCDP-XA5ESとの比較。XA5ESは価格的には不利であるが、電流型DACに新型ドライブメカニズムを搭載しています。さあどうや!!!と比べてみると、555ESAと同じ結果。777ESJは格の違いを見せつけます。

これは良い!!!777ESJ万歳〜と思ったのは、ここまで。
その後 777ESJは再生不能になってしまいました。 →売却。

  • ソース 色々多種類
  • アンプ TA-F333ESR
  • スピーカー 主にヘッドホンを使用

SONY

CDP-555ESD

1986年 150000円

フィリップスTDA1541A(IC401) DEM 16bit L/R独立DACを1個搭載

※この555ESDは一部に改造を施しており、高音の質感が向上しています。 

クラシック(大編成)

非常にがっしりした音で、何より特徴的なのは低音のパワー感。ゴリゴリしたような低音です。中音も嫌味な音が無くサラリとした渋い音。どちらかというと根暗な音ですが、オーソドックスで聴き疲れをしません。それでいてパワーがあります。イブシ銀という感じですね。ただやっぱり中高域は やや淡白な描写になります。嫌な音はしないし歪感はないのはさすが高級機なんですが、空気感とか雰囲気という音楽情報は、PD-T06などと比較すると劣ります。同じ事はCDP-555ESJでも感じました。

歌謡曲(女性ボーカル)

基本的にDP-1100SGと同じようにキャラクターの無い素直な音ですが、こちらの方がすこしボーカルに温かみを感じます。とはいえCDP-555ESJの色気にはかないません。

総じて 流石に1986年の製品なので中〜高音域についてはこれを上回る製品が多いと思います。とある雑誌ではCDP-337ESDにもレンジ感や抜けで劣るとされましたが、エネルギー感や音の厚み、低音のパワーでは現在でも一級品の製品だと思います。特にベートーベンの運命などは このCDで鳴らすのがお気に入りです。

SONY

CDP-555ESJ

1992年 90000円

ソニーCXD2562 アドバンスト・パルスD/Aコンバータ を1個搭載
8DAC

クラシック(大編成)

CDP-555ESDと比較すると一聴して感じるのが音場の広さ。パーっと音が広がるように感じます。音のエネルギーは中音にあり前へ前へ出る感じで、CDP-555ESDと比較するとやや明るい感じの音です。長時間聴くと疲れる音ですね。低音についてはそれなりにあるがCDP-555ESDと比較すると負けます。

歌謡曲(女性ボーカル)

予想通りというか 非常に相性がいいですね。艶とか色気とか雰囲気の表現が凄い良いです。こういったCDには重低音なんて入っていません。せいぜい100HZ程度の中低音ですが、このプレーヤーだともの凄く低音があるように聞こえ太い音が出ます。高音が少し誇張されているのかパーカッションなどが耳に付きます。女性ボーカルのサ行がキツイような感じはあまりなくむしろ甘い感じを受けます。音場の広さも良好です。高音のキャラクターを除けばCDP-555ESDやDP-1100SGを完全に凌駕します。音場(こういったsourceは人工的な音場加工ですが)も広く表現されます。

持っていても良かったのですが 売却しました(激しく後悔中)

KENWOOD

DP-1100SG

1987年 89800円

バーブラウンPCM-56 の K ランクを2個搭載

クラシック(大編成)

内部を見てからの試聴だったので正直期待していなかったが 聴いてみるとアレレ???と驚いた。音はCDP-555ESDと瓜二つ。聴き比べているとどちらがどっちだか判らなくなります。このプレーヤーも低音がよく出ます。本当に僅かな違いですが、敢えてその違いを誇張して書くと、CDP-555ESDはズシンという感じの低音で、DP-1100SGはドシンという感じの低音(変な表現ですいません)。小型のスピーカーならDP-1100SGの方がいい結果になるでしょうね。中音もそっくりですが、僅かにDP-1100SGのほうが明るめの音質です。といっても全体的にはCDP-555ESDと同じようなキャラクターの無い渋い良い音です。この音で9万円以下という値段は凄いと思います。当時バカ売れしたのも納得できます。音場はやっぱりCDP-555ESJの方が広いですね。

歌謡曲(女性ボーカル)

意外と素っ気ない音で唖然。油っぽさがなく素っ気ない音です。聴き疲れしない音ですが 艶やかさとかは相当CDP-555ESJに負けます。低音はまずまずです。女性ボーカルは3歳ほど若返ったような感じです。特にキャラクターは感じません。前に張り出してくるような音ではありません。

CDP-555ESDと似た傾向だったので売却処分
ちょっと後悔

 

  • ソース 色々多種類
  • アンプ TA-F333ESR
  • スピーカー 主にヘッドホンを使用

DENON
DCD-1630G

VS

SONY
CDP555ESD

1989年 79800円

リアル20bit ラムダ S.L.C
バーブラウン社のPCM1702???4DAC

クラシック(大編成)

一聴して低音のパワー感はCDP-555ESDに完敗。音は前に出てくるタイプで、それほど長くない使用でも耳が痛くなるような音。少しキャラクターがある様にも思いました。音場感も可も無く不可も無くというところ。

私の好みもあるだろうが 2年前発売で1万円高いDP-1100SGにも完全に負けている印象だったので売却。CDP-555ESDにはあらゆる点で劣る。購入して数日で売却しました。聴くに堪えない製品でした。

 

  • ソース 色々多種類
  • アンプ TA-F333ESR
  • スピーカー 主にヘッドホンを使用

VICTOR
XL-V1100

VS

SONY
CDP555ESD

VICTOR XL-V1100 1986年製 150000円

DAコンバーターはバーブラウン社のPCM54
16ビット4倍オーバーサンプリング


クラシック(交響曲大編成) 2曲聴き比べたがCDP-555ESDとまったく差が無い。同じCDを同時に演奏させてアンプの切り替えスイッチで瞬時に切り替えて聞き比べるのだが、全く差が無い。低音も感じもゴリゴリした555ESDと全く同じで腰高になるような感じは無い。

テラークレーベルの吹奏楽のCD。録音はかなり優秀なCDであるが、これもまったく差が無い。透明度などの表現も見事

フィリップスレーベルのバイオリン協奏曲。555ESDのほうが僅かにバイオリンに艶が乗って聞こえるが、それが良いかどうかは微妙。XL-V1100のほうがやさしい音で555ESDのほうがキツイ音ともいえる・・・が その違いもこれまた微妙で僅かなもの。パートによってはXL-V1100のほうが艶っぽく聞こえる部分もある。

ピアノソロ これも差が無い。ピアノの叩きつけるようなアタック音や音色も同じ。

歌謡曲  これまた 全く同じ。

まあ予備のCDP-555ESDという感じで保持

 

試聴環境

アンプ SONY TA-F555ESL
SP D-55
ソース ブラームス交響曲2番1楽章

KENWOOD
DP-7040

VS

SONY
CDP-X333ES

VS

SANSUI
CD-α717EXT

(アンバランス)

同じDACを使用したCDプレーヤーである。ただしDP-7040は4DAC、CDP-X333ESは8DACである。

DP-7040は明るく散乱するようなサウンドで派手な印象。歪はあまり感じられず、クリア。メリハリのある音がする。低音も決して軽くなっておらずバランスが良い。中域もパワーと切れがあるが、聴くに堪えない耳障りな音ではない。切れ込みや壮絶なサウンドという点では7040の方が表現力がある。

CDP-X333ESは決してアダルトな大人しいサウンドではないが、DP-7040を聴くと大人しく思えてしまう。DP-7040のように派手な明るいサウンドではないが、低音に厚みがあり、ダイナミックに感じる。非常にスムーズで、中音はDP-7040と比較すると控えめな印象だが、シルキーでふわっとした感じになる。

CD-α717EXTはアンバランス出力で試聴。(バランス出力は別の比較で試聴してコメントを記載しています) CDP-X333ESから迫力の低音を取り去った印象。低音が軽くなって音楽のダイナミックさ、メリハリという表現が薄くなり、非常にスムーズ。こういう表現もあるんだなと思った。誇張の無い自然な描写である。線は全体的に細くなるが、耳に付く音はなく非常に細かい音になる。

 

試聴環境

アンプ ONKYO A-919
スピーカー D-55
ソースは 押尾コータローとカルロスクライバーの運命。

ケーブルは オークションで入手したBELDEN 8412 RCAピンケーブルを使用した。

SONY
CDP-X333ES

VS

PIONNER
PD-T06

SONY CDP-X333ES  1991年 59800円

KENWOOD DP-7040と同じDACを使用するCDですが、こっちは8DACです。音の傾向は似ています。

試聴はちょっと手間取った。PIONNER PD-T06と比較したが、X333ESがCD-Rを読んでくれないので手間を要した。メディアによって読み込み不可のようだ。TDKのメディアはOKだったが、ノーブランドは駄目であった。音の傾向はCDP-555ESDに似ている。

今度 CDP-555ESDと対決させてみよう・・・・。(下記)


PIONNER PD-T06 1991年発売 12万円

オリジナルの1ビット型DAC・ターンテーブル方式・レガートリンクコンバージョンを搭載。色々期待しているCDプレーヤーです。

これも試聴は手間取った。インデックスボタンはあるが、サーチボタンが本体に無いのである。デザインのためかと思うが、すこぶる不便。最低限必要なボタンは省略すべきではない。それに比較してCDP-X333ESは10キーまで装備しているので非常に便利。ただしCDP-X333ESはボタンが多すぎると思う。多分私が一生押しそうにないようなボタンもある・・・・。

PIONNER PD-T06の音の傾向はCDP-X333ESと同じ傾向で、くっきり明快で切れも良い。音場の見通しや残響が闇に消えていく感じも良い。ただ価格帯からもう少しアダルトなサウンドを期待していたが、そういう意味では裏切られた。(※注意

あと同じ年代とはいえ ほぼ半値の定価であるCDP-X333ESと音が同じ程度というのは、よっぽど私の耳が悪い・・・ということにしておこう。大規模編成のオーケストラ(カルロス・クライバーの運命)とフィンガーストリング(押尾コータロー)を聴いたが CDP-X333ESと大差ない。若干の差があるのは事実だが、1つのアンプにCDP-X333ESと一緒に接続して 同じCDを再生させて、さあ これはどっちのCDプレーヤーだといわれたら判別が付かない。

スピーカーのキャラが支配的過ぎるかもしれない。スピーカーを変更して 日を改めて試聴しなおした(下記参照)。ソースの選択にも問題があったと思う。

 

試聴環境

上記の試聴で 納得できなかったので スピーカーをNS-1000Xに変更。
ソースは シューベルトの未完成 第一楽章

アンプ ONKYO A-919
スピーカー NS-1000X

ケーブルは オークションで入手したBELDEN 8412 RCAピンケーブルを使用した。

PIONNER
PD-T06

VS

SONY
CDP-X333ES

PD-T06はスピーカーを変更したことによってガラリの様子が変わった。スケール感があり弦も嫌味な音が出なく、聴き疲れしない。ややハードなキャラであるNS-1000Xが実にやさしく鳴る。うるさくないので自然と音量を上げたくなる。フルートや木管楽器も色気があり雰囲気が出る。チェロなどはホールの奥のほうで聴く感じになり刺激的ではなく生々しい音とは違う。
  低音も量感があり弾力性がある。コントロールできていない低音ではないが、ふくよかな低音で締まりはない。A−919のキャラが出ている。ティンパニーなどはデロン、デロン・・・という感じになる。

CDP-X333ESは、PD-T06比較すると ハイエンドの伸びを感じ、ワンドレンジな再生。低音はA−919のキャラクターで豊かであるが、PD-T06ほどの量感はなく、その分腰が出てややタイトで締まった方向に向いてくる。メリハリがあり明瞭ではあるが、ちょっと機器疲れするような傾向も顔を出す。歪感は少なく分解能はある。

SONY
CDP555ESD

VS

SONY
CDP-X333ES

CDP-555ESD やっぱりスゴイ低音。PD-T06の量感とCDP-X333ESの腰の両方を持っている。腰についてはCDP-X333ESも凌駕している。柔かく量感のある低音がキャラのA-919から、結構ゴツイ感じの低音をひねり出している。ハードでダイナミック。
 中高域は、歪み感が無く嫌な音は出ない。しかし低音ががっしりしてたくましい割に中高域はあっさりして肉付きが少ないような感じがする。滑らかでありやせた音ではないが、ちょっと淡白に感じる。オーケストラのフォルテッシモがガーンとこだまする感じは良いが、木管楽器などのエコーの描写は少し物足りないように思う。

CDP-X333ESはその辺についてはCDP-555ESDを超えている。CDP-X333ESの方が中高域の弦の響く感じ、エコーが消えていく感じなどは良い。ただ少し耳に付く音が 若干ではあるがあるのも事実だ。

 

アンプ AU-α707L EXTRA
SP D-55/ヘッドホン
ソースは薬師丸ひろことシューベルト未完成第2楽章

SANSUI
CD-α717EXTRA

(バランス接続)

VS

SONY
CDP-X333ES

CD-α717EXTRAはバランス出力で試聴した。

薬師丸ひろこは CDP-X333ESの方が元気が良い。ダイナミックでマイクのすぐ前で歌っている印象。サ行が少し耳に付く。SANSUI CD-α717EXTRAも音の傾向は基本的に似ているが、マイクから一歩ひいて歌っている印象になり、ダイナミックというよりスムーズな感じである。CDP-X333ESと比較すると物足りないと感じる人も居れば、CDP-X333ESは派手すぎ!と思う人も居るだろう。

シューベルト未完成第2楽章も 同じ感じである。ダイナミックなCDP-X333ESとスムーズなSANSUI CD-α717EXTRA。ただし違いはそれほど大きくない。両者ともウオームな音ではないし、音としては比較的クリアな音に属する。CDP-X333ESは立体感・躍動感があり低音にも力がある。こういったダイナミックな表現はCD-α717EXTRAは劣る。それが欠点でもあり利点でもある。

音の派手さは 717EXTRA < X333ES であるが、KENWOOD DP-7040は更に派手で、以下のようになる。

717EXTRA < X333ES << DP-7040

717EXTRAとX333ESの違いは それほど大きくないが、 X333ESとDP-7040の違いは大きい。

  
   

 

アンプ AU-α707L EXTRA
SP NS-1000X/ヘッドホン
ソースは大編成クラシックシンフォニーとピアノ協奏曲、女性ボーカルなど

SANSUI
CD-α717EXTRA

VS

SANSUI
CD-α717DR

双方ともアンバランス(RCA)入力で試聴。
結論を言うと 殆ど差を感じない

初めはNS-1000Xで片方ずつ10分間ほど再生して聴き比べたが降参。まったく差を感じない。

続いて同一の内容のCD−Rを同時に再生して、アンプのセレクターで切り替えて試聴。これも差が殆どない。

わずかな差はある・・・・が、 本当に僅かな差です。有意な差なんだろうか?個体差と言っていいレベルかもしれません。

CD-α717EXTRA よりCD-α717DRの方が、本当に僅かですが低音が豊かで、高域が滑らかです。しかし本当に微妙な差ですので、事実上全く同じ音と言い切って良いと思います。

CD-α717EXTRACD-α717DRの間には、内部構造やDAコンバーターなど色々変わっていますが、それに見合うだけの変化は体感出来ませんでした。ということで717DRの音のコメントは、717EXTRAのコメントをそのまま流用ください。

そんな馬鹿な!!!と思う方もおられますでしょうが、ひとえに私の耳が馬鹿だということでご了承ください。

 

SONY
CDP-X333ES

VS

SONY
CDP-555ESA

 

発売世代で1世代、価格ランクで1ランク違うプレーヤーの比較である。電源トランスやシャシーは共通である。双方ともNTTのMASH式1ビットDACを発展させたパルスDAコンバーターを採用しているが、555ESAはさらに改良を進めたアドバンスパルスDAコンバーターを使用している。

同じメーカーらしく音の違いは少ない。ピアノソナタなどは特に差が少なく、同じCDを同時にスタートさせて曲の途中で切り替えても、全く違いが判らない。大編成のオーケストラを聴くと555ESAのほうが若干落ち着いた基調で、低域の伸びも上回る。弦楽器の表現などもより滑らかな印象である。ただし違いは僅かで1.5倍の価格差は全く感じない。一般的にはCDP-X333ES を所有している方が、CDP-555ESA に買い換えるのを全くお勧めしない。そのくらい差が少ない。また声の張りがある女性ボーカルやギターなどについてはCDP-X333ESの方が良い。CDP-555ESAは少し元気がなくなる感じで、ギターの弦の質感の表現も曇った感じになり、評価は値段と逆転する。

上級機とか次世代モデルではなく、同価格で音の処理を変えたバージョンという感じである。内部構造を見ると明らかにCDP-555ESAの方が明らかに上級機で細かい改良もなされているのだが、音には反映されていない。ただ誤解して欲しくないのが、555ESAが駄目というのではない。X333ESが良すぎるのだ。

アンプ TA-FA50ES
SP NS-670
ソースは大編成クラシックシンフォニーとピアノ協奏曲、女性ボーカルなど

 

DENON
DCD-1650AR

(1997年)
99800円

VS

SONY
CDP-555ESA
(1991年)
90000円

 

1650シリーズとソニーの555シリーズの対決。オークションで高値取引されているのは1650シリーズであるが、果たして音質の差は如何なものか・・・。

結論から言うと 差は殆どない。クラシックなどでは特に差が少なく、殆どコメントのやりようがない。NS-690Uでの試聴で差が出ないので、ヘッドホンでも試聴してみたが、結果は同じ。クラシックギターやピアノ、弦楽器や木管など色々試聴してみたが、あまりに差がないので、途中で試聴をやめてしまった。

女性ボーカルでは、割りと明らかな差がでる。555ESAの方が声に透明感と張りがある。細かいニュアンスも555ESAの方が良い。エコーの響く感じも555ESAが勝る。1650ARはバランスを重視した感じでそつなくまとめている。

1650ARには、555ESAと同じ価格帯でありながら、6年間のアドバンテージがあるのだが、その技術の進歩は、オーディオブームの衰退に伴うコストダウンの穴を埋めるのに精一杯で、特に差を見出すには至っていない。

アンプ SU-MA10
SP NS-690U
ソースは大編成クラシックシンフォニーとピアノ協奏曲、女性ボーカルなど

 

オーディオ解体新書>音質対決 CDプレーヤー編