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YAMAHA NS-1000X

最終更新日  2010年6月29日

NS-1000Mを改良して1982年に発売されたモデル。改良といってもNS-1000Mと長期間併売されたので継承モデルというより別のモデルというべきか。
兄貴分としてNS-2000 \228,000( 1984年)と NSX-10000 \400,000(1987年発売) がある。またお仲間として36センチウーハーを搭載したフロア型のFX-3 \220,000 (1979年)もある。

30センチコーン型
8.8センチドーム型
3センチドーム型
出力音圧レベル 90dB
クロスオーバー  500 6000Hz

427W×695H×335D 42キロ


スピーカー台は S-LH5用に自作したものを流用

ユニットについて

スコーカー
カッコ内はマグネットのサイズ
ツィーター
カッコ内はマグネットのサイズ
NS-1000M
JA-0801 (156×25)
JA-0513
インピーダンス
7.5Ω 
8.5Ω 
エフゼロ
290Hz
650Hz
周波数帯域
250〜7kHz
2kHz〜20kHz
NS-1000X 
JA-0803(156×25)
JA-0548(80×20)
インピーダンス
8Ω 
8Ω 
エフゼロ
320Hz
750Hz
周波数帯域
300〜10kHz   
2kHz〜20kHz
NS-2000
JA-0802A (180×20)
JA-0526A (100×20)
インピーダンス
8Ω 
8Ω 
エフゼロ
360Hz
680Hz
周波数帯域
300〜10kHz
2kHz〜20kHz
NSX-10000 
JA-0805
JA-0582
インピーダンス
8Ω 
8Ω 
エフゼロ
320Hz 
750Hz
周波数帯域
300〜10kHz   
2kHz〜20kHz
FX-3
JA-802(156×25)
JA-526(100×22)
インピーダンス
エフゼロ
300Hz
周波数帯域

なお YAMAHA 電気音響製品修理受付センター 大場様より、以下のようなご伝言も頂いております。

平素はヤマハ製品に格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。スピーカーユニットの在庫状況ですが「ツイーター」「スコーカー」 「ウーファー」の各ユニットは申し訳ございませんが、在庫切れと なっております。
尚、ウーファーはリコーニング(コーン紙、ボイスコイル、ダンパー) の張替は可能です。但し、マグネット、フレーム等に錆が発生しており ますと交換対応ができない場合がございます。ご参考いただければと存じます。

・・・・・・・・・ということです。

 


3センチベリリウム製ドーム型ツイーター;JA-0548
ベリリウムはプラズマ化されてブラスチックのベースに蒸着される。ベースが取り除かれてベリリウム振動板が完成する。厚みは0.03ミリで重さは0.03g。ベリリウムは音の伝達速度でFe・Al・Mg・Tiの約2倍 断面積あたりの強度もFeの1.5倍 アルミの3倍 Tiの2倍とすぐれた強度を示します。


重量は1キロ。マグネットは直径80ミリ×20ミリ厚。
ダイカストフレームでバッフルの取り付け部分は6ミリの厚みがある。


ベリリウムなのは、ドーム部分のみ.エッジは樹脂を浸透させた紙のようなもので構成されている.ボビンはなく、ボイスコイルにベリリウム振動板がチョコンと乗せてあるような構造.

 


8.8センチベリリウム製スコーカー ;JA-0803

重さは4.8キロとウルトラベビー級。比較するとLS-770Aのウーハーの2.5倍くらいの重量がある。フレーム厚みも10ミリありゴージャス。マグネットは直径156ミリ×25ミリ厚と巨大。小型のメタルバックキャビティつき


こうやって寝かせて作業する方が多いと思うが、NS-1000Xの背面はフラットではない。
実はスピーカー端子が 僅かに背面に突出しているので、最悪端子板を破損することがあるので御注意を


ベリリウム振動板は、酸化防止のために表面にコーティーングがなされています。

 


メタルキャビティの中はグラスウール
長毛のウールに変えてあげると、音質が穏やかになるような気がします。

 


ピュアカーボン製ウーハー
エッジはNS-2000のようなウレタン製ではなく NS-1000Mと同じような布製。おかげで経年変化で自己崩壊することは無い。ONKYOなどはカーボン繊維を編んでピュアクロスカーボンなどと名称をつけてウーハーやスコーカーに使用していたがYAMAHAは一方向に敷き詰めたものを4層に重ねて樹脂で固めて形成されている。当然そのままだと方向によって強度が異なるので写真のように分割して使用している。形成といっても加圧・加熱したリアルカーボンかどうか不明。リアルカーボンなら刃物に出来るほどの強度があるはず。裏側には同心円状のコルゲーションの入ったコーンが接合されている。振動板を7分割するメリットについてはLS-G5000のページに記載があるのでそちらを参照を。他にもサンスイのスピーカーなどに同様に振動板を分割したユニットがあったと記憶している。

おそらくダイアトーンの採用していたアラミドハニカムスキンのウーハーとともに かなり重い部類に属する振動板であろう。良くも悪くもこのスピーカーの性格を決定付けているユニット


重量は5.6キロ、マグネットは直径156ミリ×20ミリ

ユニットの固定には すべて鬼眼ナットが使用されています。

スコーカーとツイーターのボルトは、フランジ付きが使用されている。

 


やっぱりベリリウム振動板の美しさが魅力ですね。ピュアセラミックとかサファイアとかダイアモンド・ボロンなんて振動板もありましたが、私はこのベリリウムの色彩が魅力的に感じます。しかしパイオニアが S-9500DV などで採用したベリリウムドーム振動板とは色調が異なります。おそらく素材の色というよりは、製造時の処理で付いた色なんでしょう。チタンマフラーやステンレスマフラーが加熱で表面の色調が変わるのと同じ原理かも・・・?

 

キャビネットについて


D-55の横に並べてみて・・・・ NS-1000Xが小さく見えるD-55のデカさ。特に犯罪的な奥行きの長さは標準的な日本の部屋のサイズにはマッチしませんね。

 



バッフルとサイド・リヤに成されている補強の位置
本来のスピーカーの外殻は緑色で図示した。
補強材(青色で表示)は、高さが40ミリある梁のようなものが使用されている。特に黄色で示した補強材は天板と同じサイズの板に2つ大きな孔を開けたもので、前後左右で外殻と結合しており、極めて強力。スコーカーは完全に補強材で囲まれ、補強は徹底している。
灰色のものは隅木であり、三角柱の形状をしている。

バッフルは25ミリ厚
裏板も25ミリ厚
天地は20ミリ厚
側板は 前述のように20ミリ厚の板の上に25ミリ厚の板を重ねて なんと45ミリもの厚みにして、外側の板だけ削ってRをつけている。
側板が45ミリというのはあまり伺ったことがない。


ウーハーを取り外したところ
大量のグラスウールが入れられている。


ウーハー後ろのグラスウールの量
とくかく多い。


側板と底板にはニードルフェルトが張られている。
裏板にはウーハーの抜き穴が取り付けられており、この部分は 50ミリ厚になっている。

コーナーには隅木があり、更に三角柱の補強材が随所に使用されている。
ウーハーのスコーカーの間には日の字型に切り抜かれた補強材が入っている。


スコーカーを取り外した穴
こちらもグラスウールで一杯


スコーカー裏のグラスウールの量
先ほどのウーハーのグラスウールとは別にこれだけの量が入っている

この時点で全身が痒くなり 作業中断。
風呂に入りましたが、翌朝まで痒かったです。恐るべし!


スコーカー裏側には、縦横無尽に補強が入っている。
またツイーター裏には、ネットワーク素子が見える。


スコーカーとツイーターの間にも補強材が入っている。

ネットワークについて




NS-1000Xのネットワーク図。回路自体は非常にオーソドックスで、すべて-12dB。スコーカー。ウーハーとも高音域にピークがあるユニットなので-6dBでは うまくいかないだろう。

  • ○はコンデンサー
  • ATはアットネーター
 
Tweeter
0.3 mH
ニチコンMP 2.7μF/100V×1
Squaker
ハイカット
0.45 mH
ニチコンMP 3.5μF/100V×1
Squaker
ローカット
2.3 mH
ニチコンMP 3.5μF/100V×6
パラ接続 合計21μF
Woofer
5.0 mH
ニチコン電解B.P 47μF/50V ×2 
パラ接続 合計94μF
クロス 500Hz / 6000Hz 12dB/oct TWだけ逆相

情報提供

  • コイルの定数
    YAMAHA 電気音響製品修理受付センター 大場様
  • コンデンサーの容量
    当 掲示板に書き込みいただいたWEST様

 

スコーカーに直列で入る6個並列接続のMPコンデンサーは圧巻。しかし吸音材の件もそうだが、やはり設計が少し古いという感じはぬぐえない。やっぱり1980年代のスピーカーなのだ。ちなみにツイーターのローカットとスコーカーのハイカットは、NS-1000M, NS-1000X, FX-3,とすべて同じである。おそらくNS-2000とも同じであろう。

またこのスピーカーに限ったことではないが、ネットワーク回路の配線は、CDプレーヤーに使われるジャンパー線程度の細いものが使用されている(特にスコーカー)。またコイルも極細の線を使用したものが使われている。スピーカー端子からネットワーク、ネットワークからアトネーターやユニットまでは、日立製の16AWGのOFCケーブルが使用されている。

ウーハーのコイルは、5.0 mH、ユニットは6Ω、ネットワークは12dB/OCTなので、ウーハーのカットオフ周波数は270Hzとなる。
fc=225×R÷L=225×6÷5=270
コンデンサーは、94μF使用されているが、計算上は69.8μFとなる。
C=113000÷R÷fc=69.8
ここのコンデンサーを94から小さくすると、少しふっくらした音に変わっていくはずだ。


黒い電解コンデンサーと左の大き目のコイルは、ウーハー用で5.0
mH。電解コンデンサーは日本ケミコン製で50V47μFが2個並列に接続されている。側板も天板もニードルフェルトで覆われている。


中央から右のシルバーのものが、6個並列に接続されるMPコンデンサーで、スコーカーに対しては直列に接続される。NS-1000Mにも全く同じMPコンデンサーが使用されている。1個3.5μFである。


横になっている銀色のコンデンサーは、スコーカー用のハイカット用のMPコンデンサー。スコーカーに対して並列に接続されている。コイルはこの視野に3つあるのだが、中央と右上のものはサイズが小さいので見えていない。見えている右下のものはスコーカーのローカット用、右上の小さなコイルはスコーカーのハイカット用、中央のコイルと灰色のコンデンサーはツイーター用である。


ネットワーク回路全景

 

音質について

音は ウーハーのクソ重い振動板の為 並みのアンプでは低音が出ないといわれますが、そんなことはありません。スケールの大きながっしりした音を聞かせてくれます。非常にバランスのよい音で明るすぎず暗過ぎず、前に出るわけでもなく後ろに展開するわけでもない・・・・。甘口でもドライでもない・・・・。スカッと爽快でクリアな音です。アダルトなウオームな音は出ません。

剛性の高いキャビネットだけあって余分な音は出ず音場も広く感じます。重さは大人1人でsettingするのにぎりぎりの重量。一応持ち上げることは出来るが5メートル以上は動かせない。(D-55は大人1人では持ち上げることも不可能)

以上のように 物量投入型のスピーカーですが、現代の目でみると、今一歩 煮詰めというか配慮が足りない部分 大雑把な部分があるように思います。外観ではウーハーのボルトが4本と少なく不十分なように思います。NS-2000では8本、NSX-10000では12本でした。また内部構造では大量のグラスウールが使用されていますが、これについても もう少し検討の余地があるように思い得ます。ネットワークも1箇所に集中配置するのではなく、3箇所に分散すべきだと思います。スコーカーのバックキャビティーも、安易なプレス製で、この辺も改善の余地があります。内部の吸音材もこれまたグラスウールが安易に使用されています。確かに強力なユニット・強力なキャビネットと、このスピーカーに投入されたコストは感じ取ることが出来ますが、それだけに残念に思います。ダイアトーンのDS-10000のように・・・とは申しませんが、ああいった形での煮詰めがあれば もっとすばらしい音が出ていたでしょう。ただし1980年代のスピーカーとしては悪くないと思いますし、現代でもこれだけの内容の製品を30万円で作れるはずもありません。

オーディオ評論家の小林 貢氏は 1986年に以下の様なコメントがありました。
全体の明瞭度、ダンピングが(NS-1000Mと比較して)向上しているのが一聴しただけでわかる。トウッティにおける安定感と分解能の高さといった点でもNS-1000Mを大きくしのいでいると実感させられた。中高域にやや硬質感があったが、これは明らかにエージング不足のためだ。各楽器の鮮度が高まり、録音年代が数年新しくなるといってよいようだ。ただしっとりとした雰囲気などはNS-1000Mの方がうまく出すともいえないことはないが、どちらが忠実かといえばやはりNS-1000Xということになるだろう。スネアやバスドラムのビートの切れが更に高まりハイパワーで聴いても低域の分解能が劣化せず、ディテールの表情もあいまいにすることはない。つまりNS-1000Mで感じた僅かな不満が見事に解消されているのである。音場の自然な広がり、音離れの良さ、定位感の確かさなどはラウンドバッフルやインラインセンターのユニット配置・更に強度を高めたエンクロージャーの効果ではないだろうか?本棚などにセッティングせずフリースタンディングで使ったときはこのあたりの改良がものを言うのである。といってもNS-1000Mは類まれなロングランを続けるだけあって高い実力を有しているのも、また事実である。

もしNS-1000Mにほれ込んでいるなら敢えて1000Xにすることなく、スタンドの強化やウーハーユニットの増し締め、更には低域に力のあるアンプを与えるなどで対処すれば、もうしばらく現役を続けさせてやることが出来る筈だ。だが古いものから最新のソースまで十分満足させてくれる音で楽しもうとするなら1000Xに分がることは否めない。NS-1000Mがどこまでロングセラーを続けるか成り行きを見守りたい。

また長岡鉄男氏は
音は横綱相撲というか、小細工のない、正面から堂々と押出してくる力強いサウンド。音の角が良く出てピシッと決まるが歪み感はなく、艶もある。厚みとエネルギー感はナンバーワン。梵鐘も大きさが出るし、東大寺・方広寺の鐘の低域での微妙なピッチと音色をよく表現する。全体として輪郭は鮮明だが、少し線は太い感じ。音像もがっしりとしてビクともしない安定感がある。マニタス・デ・プラタのギターは鋭くはじけて力強いが、ベトナムはさすがにもうひとつの感じだ。ボーイソプラノのヘミングが少し大人びて生意気になる。ハーモニアムもバーゴンのレクイエムもスケール大、ピアノはベーゼンドルファー・インペリアルの低音が雄大で快感。(魅入られた風景)のコリグリアーノのクラリネット協奏曲といった壮絶な現代音楽や バイヤー、リュトスワルスキーらの現代室内楽曲にはぴったり。低音はタイトでパワフル。だぶつくような低音ではない。

ボーカルも明快で鳥の歌の定位も確か。タイアトーンのDS-2000と良い勝負だが、小音量の繊細感はDS-2000、大音量の厚み、エネルギー感、切れ込みはNS-1000X。音場の雰囲気はどちらも良いが,1000Xは梵鐘が山々にこだまする雄大な雰囲気に強く、DS-2000はソロ・バイオリンのエコーがやみに消えていくといった繊細な雰囲気に強い。
というコメントを残されています。

1988年11月のステレオ誌では
神崎一雄氏は以下のようなコメントを残されています
NS-1000Mのキャビネットとウーハーを大幅に強化した製品。低音は厚く伸びがよく、全域にわたって切れが良い快活なサウンドを聴くことが出来る。オーケストラの迫力、ジャズの切れの良いサウンドなどの魅力は倍増している。

私のコメントはこちらを参照

2006年4月 NS-1000Xを改造しました。


---蛇足---

上位機種のNS-2000は スピーカー4隅に柱状の木材を使用してラウンドバッフルを構成しています。サウンドはNS-1000Xより やや穏やかな音調だったと記憶しております。ウーハーのエッジはウレタンですので自然に崩壊します。定期的に交換しましょう。1988年11月のステレオ誌では神崎一雄氏が以下のようなコメントを残しています。
なによりもエンクロージャーの作り方が魅力で、入念に仕上げられたラウンドバッフルを持つ密閉型3ウエイ。中〜高域の密度感の濃い質の良い音は魅力的で、低域は引き締まっている。ハイパワーアンプは必須で、セッティングも低域の増強の工夫が必要だが緻密な音がチャームポイント。

低音の感じもNS-1000Xとかなり異なっているようですね。
私はあまり感じませんでしたが・・・・低音が出ないんですか?NS-2000は・・・???

NSX-10000(1本40万円)の批評もありました。私はこのスピーカーは観たことはありませんが、ピアノの加工技術を生かして 板をラウンドバッフルに合わせて曲げるという(削るのではない)凝った製法で作られたキャビネットを採用しています。板にストレスがかかると思うのですが、音は良かったのでしょうか?

入江順一郎氏は1988年11月のステレオ誌で以下のようにコメントされています。
ヤマハ100周年を記念して発売されたもので、店頭ではあまり見かけないが贅を尽くした高級スピーカー。サウンドはレンジこそ広いが低域はややタイトに引き締まっていてセッティングが難しそう。まず普通は無理な感じだ。中域から中高域はかなり張っていて、弦やピアノはややタイトな感じで明るさを基調としたサウンドになっている。これもかなり鳴らし込みが必要な感じだ。素性は良いが未完の大器という感じで大切に長く付き合いたい。

・・・・・・・・・・・率直な批評です。

NS-1000Mについては あちこちに批評があるので割愛します。まだ使用されている方も多いでしょう。オークションでも活発に取引されています。

FX−3は 現在所持されている方は 非常に稀でしょう。キャビネットも大きくバスレフ型ですので、ややタッブリしたゆとりのある音のようです。


---ベリリウム振動板について---

某所にヤマハの技術者の取材特集がありました。

ヤマハがスピーカーに参入した頃は、後発だったのでどうしてもテクノロジーだとか、使っている素材のアピールが必要だったのです。そこで、ベリリウムに目を付けたのですが、ベリリウムを使えばすべてにおいて音がいいわけでもありませんでした。 メーカーなりの使いこなしの幅が、ベリリウムは狭いのです。ベリリウムだと成形方法が、真空蒸着しか選べないし、厚膜にすることもできません。その条件のなかでしか、性能が発揮できないのです。一方、アルミニウムは、JIS規格のなかでもたくさんの種類がありますし、加工もしやすいので、ノウハウを蓄積できますし、自分たちが狙う音を見つけやすいメリットがあります。

・・・・ということで、ヤマハ自体がベリリウム振動板を見限ったようなことが書いてあります。

 

オーディオ解体新書>YAMAHA NS-1000X