接着剤が半乾きになってから、ビスを打ち込みます。
続いてヘッドの取り付けです。
ヘッドの裏板は、まだこの時点では取り付けません。
オリジナルの補強材の取り付け
四方の板と天板を接合しつつ、音道が理想カーブに近づけるような・・・気持ちで!!
あくまで<気持ち>です。天板との接合面積は2倍になっているので、強度差は出るかと。
ここもビス固定+接着材ですね。
最終工程です。
吸音材は、第一ターンに少しグラスウールを入れました。
もう少し多くても良いと思います。
スピーカーターミナルは、ヤフオク購入の製品。
良いのかどうかだか判らない。
モンスターケーブルを加工して・・・・
ユニットを取り付け!
この時点で、空気室の裏板を取り付けます。
ユニットは、6N-108ESです。
ただし振動板はオリジナルではなく、
センターキャップとの接着に、備長炭(?)含有の接着剤を使用した、
最新の108用の振動板になっています。
紙臭いサウンドを解決したとかいう噂です。
試聴です!!
スーパースワンの下には、御影石のプレートを設置。
上には、鉛インゴットを乗せます。
前側の飾り板は塗装後に取り付けます。中空部分にはまだ何も充填していません。
軸上1メートル;基本的にハイ上がり
特に2-4KHZの盛り上がりは酷くないか??
この帯域が持ち上がっていると、明るく、明瞭で、歯切れの良いサウンドとして
感じられるだろうが・・・・。
3メートル;カマボコ型のF特性。
低域はしっかり再生できているのは100HZまで。
コレを見る限り、スーパースワンの正直な再生帯域は100HZ-15KHZですね。
ちょっと小細工。
100HZの低域の音圧が少し上がりました。
これは聴いていても効果がわかります。
後部のホーンにマイクを突っ込むと、こんな感じ。
低域が100HZまでというのは、サイズから来る限界みたいですね。
中低音に独特に雰囲気があり、それが音場感に繋がっています。
しかし、少なからず、板の共振によって、創生される音もあるようで、私的にはその音がプラスの方向に作用しています。
低域は量感はありますが、それはあくまで200-400HZ程度の範囲の話。
でも、独特の雰囲気を持ったスピーカーですね。
詳しいインプレッションは、こちらを参照のこと。
アンプはパイオニアのA-828、CDPはSONYのCDP-555ESJとCDP-555ESAで聴いてみました。
この組み合わだと、ちょっと音が硬いかな〜。
A-838は強力な電源で、低域の制動力の強いハズですが、ティンパニーの音とかは悲惨ですねえ。
酷いもんです。聴くに耐えません。アコースティックギターとかも、ボンボン音が響く感じで良くないです。
女性ボーカルのポピュラーミュージックとか、チェロのソロ演奏には合っていますが、
少し共鳴音が誇張された感じになります。
スワンというのは特別なスピーカーで、他のスピーカーでは代わりにはならないと思いますが、
スワンも他のスピーカーの代わりにはならないような気がします。