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自作スピーカースタンド

最終更新日  2006年8月6日

SS−A5用のスタンドを製作した。
純正のスタンドは4本足で底板を支える構造である。このスタンドに対して、批判的な批評も目にしたが、とりあえずそれに準じて製作することにした。


4本の足は自体は問題ないが、
どうやってそれらを互いに固定するか・・・・それが問題。

純正のスタンドのように板に切込みを入れてxの字型に組み上げるのがスマートではあるが、ノミなど使用したくもないし加工精度にも自信がない。

脚部分は穴を2箇所にあけて、木ねじで固定することになるだろうが、強度的にも不安である。

スマートさでは劣るが、単純に角材を組み合わせただけの構造とした。

なお一本柱でスピーカーの底面を面で支えるスピーカースタンドもあるが、今後大型3ウエイスピーカーにも使用することもあるので不安がある。

また組立はともかくカットが面倒であり、ホームセンターに頼むのは気の毒であるので見送った。(近所のホームセンターはカットは無料サービスなのでなおのコト気が引ける)



単純に角材を組み合わせると左のようになるが、
強度はともかくスマートではない。

 

ここには紹介していないが、
NS-1000Xに使用しているスピーカースタンドは、
この考えを元に製作している。

もちろん格好は悪い・・・・。

 


 

 

 

こういう組み合わせも考えた。
しかし 上のパーツと下のパーツの連結に難があるし、
これも ルックスがイマイチである。

 

あれこれ考えて 発想を転換。

4本の脚を互いに結合させるのではなく、
結合された枠に、4本の脚を取り付けることにした。

そうして出来上がったのが、下の写真のスタンドである。


使用した木材

長さ4メートルの柱状の木材から 45センチの長さの物を8本切り出し
長さ2メートルの柱状の木材2本から、25センチの長さの物を 12本切り出し

単純にヒモを切るように、一定の長さで切断するのでホームセンターにもご迷惑はかかりません。

しかも 全部無垢の木材で、それでいて材料費は格安!

 


スピーカーと接触する部分にはこれを張った。
セラミックだの スパイクだのには拘らない。
音響的にどうこうというより、スピーカーの傷防止が目的。
150円くらい。


こんな感じ

後方に見えるのは 最初に製作したスタンド(前述)
ルックス悪いので、詳細は勘弁。


視聴中

ニスで塗装する件については 迷っている。
だって このスピーカー台、2台セットでも・・・・

 

  材料費わずか2000円だから、

下手すれば

ニスのほうが高い!

 

が・・・・

塗装してみました。


まあ こんなもんかな?


SX-7Uにもちょうど良い。

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